キッチュ

「石子順造的世界」展を見に行ってきました。

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「キッチュ」のコーナーでは
撮影&ブログ掲載OKだったので、遠慮なくパチリ。

これは昔のマッチ箱を集めたものです。
懐かしい!!

凄く小さい頃ですが、家にもこのマッチがありました。
外箱もこのように可愛いのですが、
時には中身のマッチまで可愛いプレミアムなものも・・・。

マッチ棒の軸の木が黒色で、
マッチ棒の頭がそれぞれ違うカラフルな色。

おもちゃみたいで、凄く可愛くて、欲しかったな〜。
火をつけると危ないと、あまり触らせてもらえなかったので
余計に憧れが・・・(笑)。

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これは、街頭で渡されていたチラシらしいんですが、
大人の遊び場系のチラシ?

こちらには覚えがないです。

「果し状」って何?(笑)
「夢のハワイ」「男の世界」

い・・・行ってみたい!

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石子順造さんはこんな方。

高度成長期に美術や漫画の個性的な評論をした方だそうです。

まだ、子供だったので、石子さんの評論はその当時は読んだことありませんでしたが、今回の展覧会で映し出されている世界は私にとっても懐かしく、楽しかったです。

漫画のコーナーもありました。
つげ義春先生の『ねじ式』一話分全部の原画が展示されていました!

石子さんの眼を通じて
1960年代から1970年代の日本の文化を眺め、見直す展覧会です。
キッチュなものがお好きな方にはお勧め。
2月26日まで府中市美術館でやっています。


卒業制作展

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初雪が降ってから厳しい寒さが続いています。

ずっと冬籠りしていましたが、
某日、甥の美大の卒業制作展に行ってきました。

前日まで雪が降っていたけれど
奇跡的に晴れて校舎に夕日が・・・。

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若き藝術家達の作品に乾杯!

2月下旬〜3月上旬に国立新美術館でも展示されるそうなので
今から楽しみです。


冬の銀杏

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ご近所の公園。

暖かな日差しの中、ちょっとだけお散歩。

黄金色のイチョウ並木がとても美しい公園なんですが、
冬もなかなか美しいな。

年末年始、食べ過ぎて、
私の胃腸(イチョウ)は過労気味です。


休日

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久しぶりに青空が見えた暖かな一日。

午後から気温も上がったので、
ちょっとだけ出かけました。

お気に入りのミュージアム。
(穴場だと思います)

歌川広重(三代)他の錦絵展を見に行きました。

静かでちょっと大人な感じの展覧会に満足。


東京湾マイアミにてⅡ

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ホテルに宿泊した翌日、
日中は20℃を超え、春のような暖かさでした。

もったいないので、帰り道に葛西臨海水族園に寄り道。

賑やかな室内展示室を急いで抜けて、
ペンギンの屋外展示へ。

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ペンギンは何だかのんびりしていていいな〜。
泳いでいるところを上から見ると、
スカイダイビングをしているみたい。

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イカもいました。

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いいお天気。

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対岸には昨夜泊まったディズニーリゾート。

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名残惜しいけれど、暖かいうちに帰宅しました。

東京湾マイアミにて

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某日。
お祝い事があって日本のマイアミへ。

日帰りできる距離なんですが
以前から泊まりたかったホテルに一泊。

サンクチュアリのような空間で
可愛い花嫁を祝福しました。

部屋の窓から見える夕日がとてもきれいでした。

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地平線に沈む月を見たのは、何年ぶりだろう。

日が沈んで、月が沈むまで、
目が離せない程美しい。

空から祝福が舞い降りているような、そんな一日でした。


「世紀末、美のかたち」

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寒い・・・。

8月からいきなり
11月になってしまったような寒さで、
朝から何枚も重ね着。
そろそろ冬支度をしなければ・・・。

1週間ほど前までは
暑すぎず、寒すぎず、
ちょうど良い気候だったのに。
気温の変化に身体がついていくのが大変。

こんな日は、家の中で、
ゆっくり過ごすのが一番。

先月末発売の鈴木雅之さんの
「DISCOVER JAPAN」を
聴いたり、眺めたりしながら、過ごしています。

久しぶりに買ったCD。
鈴木雅之さん25周年だし!

昔は新しいCDを買うと、
朝から晩までBGMに流して擦り切れるほど
聞いていましたが、
耳を悪くしてからは、
仕事中に聞くのは無理になって、
音楽を聴くのは特別な事になりました。

なので、ちょっと、ライブのような
ワクワク感が。

時折、耳を休めてジャケットを眺めたりしながら、
1曲、1曲を大事に聞きました。

ちゃんと音楽と向き合って。

今回はオーケストラと共演。
ソロデビュー25周年の記念アルバムなので、
オープニングは服部隆之さん作曲の
「幻想曲 第25楽章〜A Quarter Century of Discovery〜 」

「夢の中で会えるでしょう」(作詞・作曲:高野 寛)
「愛燦燦」(作詞・作曲:小椋 佳)
「熱き心に」(作詞:阿久 悠 作曲:大瀧詠一)

等々、日本の名曲を鈴木雅之さんがカバーしたCD。

素敵だ・・・。

高野 寛さんの曲いいなぁ。
高野さんプロデュースの
鈴木雅之さんの
アルバムとかあるといいな。

片道切符シリーズを描いていた頃、
ずーっと鈴木雅之さんのCDを
ヘビーローテーションで
かけていたのを思い出します。
懐かしい。

25周年おめでとうございます。

これからも、いい歌聴かせて下さい。

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さて、本日のブログのオープニング(?)を
飾った写真は美術展「世紀末、美のかたち」を
見に行った時のもの。

まだ、夕暮れ時の風が
暖かくて心地よかった数日前の某日、
お散歩がてら行きました。

ミュシャ、ガレ、
ルドン、ゴーギャン、等々。

世紀末に活躍した、芸術家たちの作品。
工芸や絵画を見てきました。

こちらも幻想的。

混沌とした中に
華やかさと神秘的な美しさがあって
素敵でした。


9月末日

9月最終日ですね。

慌てて日記をつけています。

時間がたつのが早すぎる〜。

そんなわけで9月後半のおさらい日記です。

9月後半は箱根に行ってきました。
源泉かけ流しの温泉でゆっくりするのと、
『ポーラ美術館』の
『レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ』展を
見に行くのが目的。

レオナール・フジタは
最も好きな洋画家の一人です。

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・・・ですが、
ここは『箱根彫刻の森美術館』

滞在した宿のすぐそばに
『箱根彫刻の森美術館』もあったので、
お散歩がてらにそちらにもちょっと訪問。

『箱根彫刻の森美術館』のスナップ写真です。

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このオブジェは『恋人の聖地』でもあるそう。
そういえば、
『横須賀美術館』にも『恋人の聖地』があります。

もう、そういう聖地に行っても
心躍ることは無い年になってしまい、
ちょっと寂しい感じ・・・(笑)。

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少しだけ見るつもりが、
ピカソ館まで・・・急な坂をひたすらきてしまい・・・。
『箱根彫刻の森美術館』を堪能。

で、エレベーターがあったことに、帰り道で気が付く(涙)

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青空の下、良い時間を過ごしました。
美は癒しだな〜。

レオナール・フジタの絵も最高でした。

『ポーラ美術館』は館内撮影禁止。

建物も環境保護のために地下に潜るように
建てられていて緑の中に・・・。

そんなわけで、看板だけ。

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宿ではバルコニーで朝食をとろうと思ったら、
スズメバチに襲われ、慌てて退散。

九死に一生を得て(?)
無事に戻りました。

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はけの森美術館

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9月某日。

朝倉さんの家の猫ちゃん達が
遊びに来ていると聞いたので
「はけの森美術館」に行ってきました。

朝倉さんとは、
日本近代彫塑の大家、朝倉文夫さん。

現在、「台東区立朝倉彫塑館」が
保存修復工事中なので、
朝倉文夫さんが制作された猫のブロンズ像が
「はけの森美術館」にやってきて展示されているのです。

朝倉文夫さんも無類の猫好きだったそう。

無邪気に眠る可愛い猫ちゃんから、
獲物を狙う、虎視眈々とした猫ちゃんまで、
鋭い観察眼で彫り出された猫の像がたくさんありました。

彫刻って凄いな〜。
360度、どこからも見られるわけなので、
360度、ごまかしが利かない。

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「はけの森美術館」は大正から昭和にかけて活躍した洋画家、
中村研一さんの住まいがあった場所にあります。

地域密着型の、小さな美術館。
武蔵野の静かで緑豊かな環境にあります。

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中村研一さんがお住まいになっていた建物(上)は
現在、カフェとして使われています。

「オーブン・ミトン」は、
焼き菓子やシュークリームで有名。

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シュークリームとパウンドケーキをいただきました。
美味しかった!

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美術館裏手は森になっていて、
神秘的な雰囲気。

良いリフレッシュになりました。

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ちひろ美術館・東京

台風12号の被害にあわれた方々に
心からお見舞い申し上げます。

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西の方から、明日、
ようやく穏やかな日差しが見え始めると
天気予報では言っていました。

早く日本全土が晴れわたりますように。

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台風が襲う少し前のとある一日。
「ちひろ美術館・東京」に行ってきました。

これ(上)はミュージアムカフェでの写真です。

入口はこんな感じ(下)

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「ちひろ美術館・東京」は
いわさきちひろさんのアトリエ後にあります。

ちひろさんをはじめ日本と世界の絵本の原画が
コレクションされている美術館です。

大昔に行ったことがあるのですが、
久しぶりに行ったら、
ベビーカーや車椅子もそのまま入れる
ユニバーサルデザインのミュージアムに
リニューアルされていました。

そのせいか
ベビーカーの赤ちゃんや
子供連れのお母さんの姿が
他の美術館よりもたくさん・・・。

でも、
男性一人の方も見かけたり、
車椅子のご年配の方もいらしていたり・・・。

こんなに幅のひろい来館者は
小さな美術館ではめずらしいんじゃないかな?

赤ちゃんから、お年寄りまで、全ての方に愛された
ちひろさんらしい美術館だな・・・。

前の建物の時にもあった
ちひろさんのアトリエの復元が
リニューアルされた建物にも
ちゃんとありました。

この展示がお気に入りだったので
残っていてよかった。

実はこのアトリエに私は憧れて
自分の仕事部屋に水場(洗面台)を設置したんです(笑)。

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しかし、
ちひろさんの絵は優しくて、
いつ見ても癒される・・・。

ささっと描いているようにみえるのに
デッサンは確実・・・。

うーん。

憧れる・・・。

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当然ですが、作品の写真は撮れないので、
施設の写真のみですが、
この穏やかであたたかな
雰囲気を何とか伝えたい・・・。

伝わったかな・・・?

????????

さて、そういえば、
ちょうど、「ちひろ美術館・東京」に行く前日、
「介助犬シンシア」が来春から中学の公民の教科書で
紹介されるというニュースを聞きました。

シンシアと木村さんには
「Flower〜フラワー〜」の介助犬リュータ編を
描いたとき取材に協力してもらいました。

多くの中学生に介助犬の働きを
正しく理解してもらえるといいなと思います。

あ、それから、この春出版された
「新しい障がい理解教育の創造」(冨永光昭 編著)では
「Flower〜フラワー〜」が、他の漫画と一緒に
ちょこっと紹介されました。

「Flower〜フラワー〜」はあくまで漫画で
教科書ではありませんが、
介助犬や車椅子の女の子を
身近に感じてもらえればうれしいです。


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