近代建築!

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待ちに待った、特別展が始まって、
某日、神奈川県立歴史博物館に
いそいそと出かけてきました。

『彩色立面図に見る日本の近代建築
―銀行・オフィスビルから邸宅まで―』展。(〜3/28日まで)

前期の今回は、『神奈川県編』で、
神奈川に現存する馴染みの建物から、現存しない建物まで、
建築家、岡義男氏が当時の図面を元に描いた彩色立面図が展示され、
芸術的で美しかったです。

神奈川県立歴史博物館は、
『チ・カ・ラ』で御馴染みの「日本橋」を
設計した建築家、妻木頼黄の代表作で、
(ブログの「制作舞台裏」参照)
1904年に『横浜正金銀行』として建てられたものです。

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関東大震災前〜震災後までの
明治〜大正(昭和初期)の建物達。

今は無くなってしまった建物や当時の町並みを
時代を超えて残った、妻木頼黄の建物の中で見るのは、
近代建築ファンには、なんともいえない味わいがありました。

あ〜! 一度でいいから、
タイムトリップして、当時の町並みを見た〜い!!

4月3日からは後期『銀行建築編』の展覧会です!
楽しみ!!


春一番

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待ちわびた、春一番が吹きました。

お気に入りの海辺の美術館に
ちょっこっとだけ出かけました。

横尾忠則さんを初めとする、
現代の巨匠達のアートに感激した後、
美術館のカフェでちょっと一息。

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本当は、テラスの席が
お気に入りなんですが、
さすがにそれは、私は寒いので、
お部屋の中で・・・。

常設展示の大正〜昭和初期の作品が
目的だったのですが、
いつ来てもここはいいな〜。

今は、絵画や写真の中でしか見ることのできない
懐かしい風景を楽しんできました。

さて、「Flower〜フラワー〜」第7巻は
読んでいただけましたでしょうか?
最終巻なので、私の『あとがき』があります。
題して、”「Flower〜フラワー〜」への道!”(笑)。

「Flower〜フラワー〜」に繋がった幾つかの作品と
「Flower〜フラワー〜」への思いを書きました。

また、詳しくは、今度・・・・、
っていうか、ぜひ、買って読んで下さいね(笑)。


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寒い日が続いています。

お出かけできるのは、美術館や博物館等、
静かな屋内施設に限られてしまう時期。

そんな中、とある美術館の池で
鷺と出会いました。
美術館のテラスから、パチリ。

鷺の別名は「雪客」だそうです。
イメージだな・・・。

見に行った、巨匠の作品もみごとだったんですが、
そちらは撮影禁止なので、
鷺の写真をアップします。


横浜地方気象台

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寒い日が続き
暫く、冬篭り&避寒に出かけていて、
気が付いたら、日記がストップしていました!

昨日は、日中20度を超える
待ちわびた暖か〜い日となり
身体がホット一息。

で、ちょっとだけお出かけ。

突然のお出かけだったので、ちょこっと出かけただけですが、
何と、幸運なことに横浜地方気象台と遭遇!

この辺りは何度も通っている道なのですが、
気象台があったとは知らなかった!

実は、数年前から
気象台を保存&リニューアル工事をしていたようです。
去年完成し、一般にも公開されるようになっていました。

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この写真は昭和2年に建てられた、アールデコ調の装飾が
美しい建物。内部も復元されていて、木製の階段や
当時のままに復元された、応接室にロマンを感じました〜。
こういうものをちゃんと残すのが横浜のいいところだな。

リニューアル&新館の設計は安藤忠雄氏。
全体の写真を撮るのに失敗してしまい、
新館の写真がありませんが、
新館も古い建物と調和してて素敵な建物でした。

見学可能な場所から、
気象台のお仕事もちょこっと覗かせていただいて、
ここから、横浜のお天気の予報がされたり、
注意報や警報が出されているのだと思うと、
ちょっと、緊張(笑)。
地球防衛軍の司令室をふと思い出しました。
楽しかったです!


先端アート!

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BankART Studio NYK へ
東京芸大の卒業展を見に行ってきました。

正式名称(?)は、
「東京藝術大学 先端芸術表現科 卒業 | 修了制作 2010」展。

さすが、先端芸術表現科だけに、
斬新な作品があって、面白かったり、美しかったり、
楽しかったです。

卒業制作・・・大変ですよね・・・・。
過ぎ去りし日を思い出します・・・・。
(東京芸大卒じゃありませんが)

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これは、会場の窓から見えた景色。

赤レンガ倉庫と、横浜港。
どこかで見た景色だな〜と、思っていたら、
「チ・カ・ラ」を描いたときに横浜開港資料館で見た
明治、大正時代の絵はがきの景色に似てるかも。

対岸の工場の煙が、
大正時代の蒸気船の煙にもみえるし(?)。

海岸通りから見た景色は、
ちょっと懐かしい感じがしました。


晴天

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用事があって、某県庁へ。

天気が良かったので、
屋上展望台にちょっとだけ寄り道。

何度も前を通っているのに、
ここの展望台に上るのは初めて。
港もよく見渡せて、最高でした。

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古い建物で、廊下もエレベータもレトロ。
関東大震災後の1928年に完成した建物らしいです。
昭和初期に流行したライト様式の装飾が特徴。


ガラスのスワン

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次回作に白鳥が少し登場するので、
「森の中を泳ぐガラスの白鳥がいる」と噂に聞き、
美術館に行ってきました。

本当に、森の中を泳いでいるみたいに見えました。
こんな透明感のある白鳥が描きたいな〜。

珍しく、撮影OK(フラッシュ禁止)の美術館だったので、
写真をパチリ。

美術館にはエミール・ガレのガラスのランプの
コレクションもたくさんありました。

「チ・カ・ラ」の登場人物、達道の家には
アール・ヌーヴォーのランプが
さりげなく置かれていたりしたんですが、
気が付いていただけたでしょうか?(笑)。

「持って帰って使いたい」と叶わない夢をみたくなる、
素敵なランプや花瓶がたくさんありました。

これは、
美術館の帰りに見上げた夕焼けの空。


セザンヌ主義

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今日は、午後から「セザンヌ主義」を観に美術館に行きました。
連休明けで、昨日までの混雑が嘘のように、
美術館はすいていて、静かでよかったです。

セザンヌはいわずと知れた西洋画家の巨匠。
「近代絵画の父」と呼ばれるように、キュビスムの誕生に
大きな影響を与えたとも言われる画家で、今回の展覧会は、
セザンヌの絵だけではなく、ピカソやモディリアーニ等、
セザンヌの影響を受けた画家達の絵も展示されるという内容でした。


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