台風12号の被害にあわれた方々に
心からお見舞い申し上げます。
西の方から、明日、
ようやく穏やかな日差しが見え始めると
天気予報では言っていました。
早く日本全土が晴れわたりますように。
台風が襲う少し前のとある一日。
「ちひろ美術館・東京」に行ってきました。
これ(上)はミュージアムカフェでの写真です。
入口はこんな感じ(下)
「ちひろ美術館・東京」は
いわさきちひろさんのアトリエ後にあります。
ちひろさんをはじめ日本と世界の絵本の原画が
コレクションされている美術館です。
大昔に行ったことがあるのですが、
久しぶりに行ったら、
ベビーカーや車椅子もそのまま入れる
ユニバーサルデザインのミュージアムに
リニューアルされていました。
そのせいか
ベビーカーの赤ちゃんや
子供連れのお母さんの姿が
他の美術館よりもたくさん・・・。
でも、
男性一人の方も見かけたり、
車椅子のご年配の方もいらしていたり・・・。
こんなに幅のひろい来館者は
小さな美術館ではめずらしいんじゃないかな?
赤ちゃんから、お年寄りまで、全ての方に愛された
ちひろさんらしい美術館だな・・・。
前の建物の時にもあった
ちひろさんのアトリエの復元が
リニューアルされた建物にも
ちゃんとありました。
この展示がお気に入りだったので
残っていてよかった。
実はこのアトリエに私は憧れて
自分の仕事部屋に水場(洗面台)を設置したんです(笑)。
しかし、
ちひろさんの絵は優しくて、
いつ見ても癒される・・・。
ささっと描いているようにみえるのに
デッサンは確実・・・。
うーん。
憧れる・・・。
当然ですが、作品の写真は撮れないので、
施設の写真のみですが、
この穏やかであたたかな
雰囲気を何とか伝えたい・・・。
伝わったかな・・・?
????????
さて、そういえば、
ちょうど、「ちひろ美術館・東京」に行く前日、
「介助犬シンシア」が来春から中学の公民の教科書で
紹介されるというニュースを聞きました。
シンシアと木村さんには
「Flower〜フラワー〜」の介助犬リュータ編を
描いたとき取材に協力してもらいました。
多くの中学生に介助犬の働きを
正しく理解してもらえるといいなと思います。
あ、それから、この春出版された
「新しい障がい理解教育の創造」(冨永光昭 編著)では
「Flower〜フラワー〜」が、他の漫画と一緒に
ちょこっと紹介されました。
「Flower〜フラワー〜」はあくまで漫画で
教科書ではありませんが、
介助犬や車椅子の女の子を
身近に感じてもらえればうれしいです。