紅葉の季節です。
いつもの公園がまた一段と美しい。
所用の帰りに通りがかり、つい寄り道しました。
暮れ始めた公園は少し肌寒く長居はできませんでしたが、使い捨てカイロ付けて(笑)少しだけお散歩。
頬にあたるひんやりとした空気に冬の気配を感じながら…。
ワンコたちのお散歩タイムだったようで、可愛い姿にほのぼのしました。
銀杏もかなり黄色くなり始めていました。
銀杏の写真はまた次回。
今日は夏のようなお天気でしたね。
先週は不安定な天候が続いて、体調も崩し気味、外出もままならず参っていましたが、今週は嘘のような晴れの日々。
この写真は某日、思いがけず良いお天気になった日の午後です。
この日が期限の本を返しに図書館に行ったついでに、ふらりと、美術館に立ち寄ることに…。
武蔵野美術大学美術館は武蔵野美術大学の構内にある、小さな美術館です。
(学生じゃなくても入れます)
大原美術館の現代美術コレクション「オオハラ コンテンポラリー アット・ムサビ」展をやっていました。ラッキーでした!
良い気分転換ができました。
ゴールデンウィークが始まる寸前に横浜美術館へ行ってきました。
「開館25周年記念 魅惑のニッポン木版画」展が開催されています。
目的は月岡芳年の『藤原保昌 月下弄笛図』と『月百姿』。
他にも私の好きな浮世絵師、歌川国芳や小林清親、井上安治等の作品が出品されていたので、とても楽しく観てきました。
今回は浮世絵の展覧会ではなく、木版画の展覧会であり、幕末・明治から現代までの木版画を概観する内容でした。
なので、一人一人の作家の作品点数は少ないのですが、紹介されている作家の数は多く、棟方志功や竹久夢二、齋藤清らの木版画も観られました。
とても良かったです。
現代の作家、桐月沙樹さん(1985年生まれ)の木版画もとても美しくてファンになりました。
竹久夢二の木版のレターセット(絵封筒)と千代紙は可愛いかった!
同時代人だったら絶対に、夢二のファンにもなって、夢二のお店に通っただろうと思います。
夢二のお店(雑貨屋さん)は日本橋にあったそうなので、日本橋育ちの祖母は夢二の絵封筒を使っていたかしら…なんて、ちょっとノスタルジックな気持ちになりました。
木版画のDNAが受け継がれ、三代続く芸術家一家、吉田博、吉田穂高、吉田千鶴子、吉田亜世美さんの作品もとても良かったです。祖父、両親、娘、とそれぞれに違うけれど、どこかで繋がっている感じ。
5月25日までこの企画展はありますので、もしよかったらどうぞ行ってみてください。
せっかくなので、旅行気分を味わうためにお気に入りのクラシックホテルに宿泊(笑)。
眼下は山下公園。ベイブリッジと大さん橋も見える眺めの良い部屋だったので、夕食も朝食もインルームダイニングで静かにいただきました。
山手の方もお散歩しましたが、また、それは次回にご報告します。