桜が終わって本格的に春の花々の季節。
ここ数日で拾い集めた花々の写真を集めてみました。
どれも生活圏内のご近所の花々です。
色とりどり。
みんな可愛い。
気持ちのいい青空だったので、ふらっと「GAS MUSEUM」に出かけました。
移設復元された明治の建物が素敵な、お気に入りのミュージアムです。
赤レンガ本郷館=「ガス灯館」(上)と千住館=「くらし館」(下)。
鳥も来館。
観てきたのは、「ノエル・ヌエット」展。
20代の頃、パリで詩人として活躍したノエル・ヌエット(1885~1969)が、日本在住中に描いたスケッチを元に制作された木版画が中心の展覧会です。
ノエル・ヌエットの「東京風景」は土井版画商が刊行し、彫師や摺師との共同作業で木版画に仕上げられています。
ペン画ならではの細かな線による表現と、日本の木版(浮世絵)から続く伝統的な手法や表現との融合が、独特のムードを醸し出していて、とても素敵でした。
気に入った絵を、絵ハガキで購入。
やっぱり「日本橋」(下段中央)は買わなきゃね。
向かって右下は現存する、お茶の水「ニコライ堂」、左下は日比谷「市政会館」。
ノエル・ヌエットが見た景色の面影を探しに行きたいな。
「ノエル・ヌエット」展は6月28日(日)まで開催です。
某日、府中市美術館で開催中の「動物絵画の250年」展に行ってきました。
府中市美術館は、緑豊かな都立府中の森公園の中にあります。
公園の中心には見事な桜並木があるのですが…桜はほぼ散っていました。
花びらで地面が桜色…。
開花期がソメイヨシノより少し遅い八重桜はまだ咲いていて、小鳥が食事に来ていました。
今年の桜はこれが見納めかな…。
こちらでは、スズメが休憩中。
若葉の季節になってきましたね。
「動物絵画の250年」展は
円山応挙の子犬や土方稲嶺(ひじかた・とうれい)の虎、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)の鶏、歌川国芳の猫など、江戸時代の動物絵画が集めらています。
見どころは、虎やライオンなど、当時は日本にいなかった動物たちを、画家達がいかに描いたかというところ。
実物を見ないと普通は描けないと思うのですが…。
江戸の画家たちの創造力の豊かさと、写実に囚われない自由な表現に驚かされます。
擬人化された動物たちの絵があったり、漫画に通ずる表現も多々あり、面白かったです。
ちょっぴりゆるキャラっぽい(?)愛嬌のある表情にとても楽しくなりました。
「動物絵画の250年」展は府中市美術館で、ただいま、後期が開催中です。
5月6日までです。
ここは六本木…。
国立新美術館です。
卒業旅行2日目は、「ルーヴル美術館展」に行ってきました。
大人気の展覧会ですが、夕方は比較的空いているとの情報を得ていたので、3時までホテルでゆっくり休んでから出かけました。
展覧会では、16世紀初頭から19世紀半ばまでのヨーロッパ風俗画の展開を6つの章立てで観覧できました。
レンブラントやフェルメールなど、巨匠たちの絵画が一堂に会しており、見ごたえがありました。
私はフェート・ギャラント〈雅宴画〉のジャン=アントワーヌ・ヴァトーの絵を観ることができて、とてもうれしかったです。
「ベルサイユのばら」ファンの私にとって、ロココ美術の入り口である雅宴画は、押さえておかなくちゃいけない絵なので…(笑)。
その他、フランス市民の慎ましやかな日常を描いたジャン・シメオン・シャルダンとイギリス18世紀の画家トーマス・ゲインズバラなど、気になっていた画家たちの絵を観ることができました。
6月1日まで開催しているそうです。
気になる方は美術館へ!
(プチ・卒業旅行終了)
宿泊したホテルではひな祭りのイベント(展示)が開催中でした。
大きなつるし飾りがありました。
中央の段飾りは木目込み人形です。
貝合わせも雅やか。
つるし飾りは本絹古布が使われているそうです。
生地の特徴が生かされて作られたお人形は表情豊かで本当に可愛らしい!
賑やかだったので、駆け足で見ましたが、とても素敵な展示でした。
(プチ卒業旅行・その3へ続く)
某日、湖畔の美術館へ。
小磯良平「挿絵で辿る聖書の旅」展に行ってきました!
目的は展示の勉強。
都内の美術館と迷いましたが、こちらにして正解でした。
興味のある内容だったので、楽しく学べました。
はるばる(といっても、日帰り距離ですが)出かけていって良かった!
宿泊したホテルのロビーです。
お気に入りのレトロホテル。
湖畔ぎりぎりに建っているので、部屋の窓から湖がすぐそばに見えます。
今年2月に来る予定でしたが、記録的な大雪で来られず…。
ようやく、念願の温泉へ♪
本当にお天気が良くてよかった。
すがすがしい朝でした。
キジの女の子ともちょっとだけ遊びました(笑)。
ここの所、閉じこもって勉強三昧でしたが、英気を養って、今年も残りわずか、楽しく学びたいな。