那須ステンドグラス美術館

 

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今月は「那須ステンドグラス美術館」へも行きました。

先日の「旧青木周蔵那須別邸」のブログですでに、分かったと思いますが、プチ湯治の場所は那須です。

滞在地の近くに「那須ステンドグラス美術館」があったので、ちょこっと出かけました。

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イギリス、コッツウォルズ地方のマナーハウスをイメージして建てられたという館内には大小の礼拝堂があり、そこに1800年代から1900年代にイギリスで作られたアンティークステンドグラスやドイツ、アメリカのステンドグラスが展示されていました。

ウィリアム・モリスのステンドグラスもありました。

ノートルダム寺院やニコライ堂など、これまでに見てきた本物の教会のステンドグラスとは、信仰に基づく神聖さという面では比べものになりませんが、「美術館」として観ると、多様なステンドグラスが展示され、美しく、厳かな雰囲気のある空間でした。

中世の領主の館には家族専用の礼拝堂が付属していたり、礼拝堂が無い館ではホールで礼拝が行われていたりしたそうです。

 

離れた場所から少しだけ聴きましたが…オルゴール等の演奏会もあり…フレンドリーで楽しい場所でした。

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こちらはカフェ。

暖かいお茶を頂いて帰りました。


旧青木周蔵那須別邸

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湯治の帰り道、旧青木周蔵那須別邸に立ち寄りました。

国指定重要文化財です。

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明治21年完成。

設計は明治のドイツ派建築家、松ヶ崎萬長。

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コスモスの中、威風堂々。

 

 

この建物のことは詳しく、またの機会に描きたいです。

 

そして…。

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千本松牧場にも、ちょこっと立ち寄りました。

高校時代の夏の思い出の場所です。

牧場の様子は変わっていましたが、松方別邸(非公開)は今も、当時の姿でこの牧場の森の中に在るそうです。


プチ湯治

プチ湯治で、とある高原へ行きました。

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温泉地に暫く滞在。

晴れた午後も、靄の朝も、紅葉に見とれていました。

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神様のパレットと絵筆によって、刻々と辺り一面が色付いていく様子は、本当に神秘的でした。

高校時代に毎年、夏休みを過ごした場所の近くなんですが…。

秋に訪れるのは初めてだったので、とても感動しました。

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横浜 曇り時々雨

曇り時々雨の日、横浜にて。

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大さん橋 ロイヤルウィング号(ホテルの窓より)

 

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横浜税関 クイーンの塔

 

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横浜銀行協会 手形交換所

 

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日本郵船歴史博物館

 

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ランドマークタワー(以上4枚、車の窓より)

 

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神奈川県立歴史博物館 内部ステンドグラス(館内にて)

 

雨は苦手だけれど、雨の横浜は絵になるね。


山梨県立美術館

林檎のオブジェ(天候によってはバックに富士山が見えるそう)↓。

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???????????????????????????????アートな「顔ハメ看板」↓。

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ここは《種をまく人》など、ミレーの絵を所蔵していることで知られる山梨県立美術館です。

 

先日の小淵沢の美術館の帰り道、急遽、立ち寄ることに。

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長い道中、どこか静かで涼しいところで休憩し、ランチもとらなきゃいけなかったので、それならば是非ここで…と、いったん中央道を降りて立ち寄りました。

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高校時代に 国立西洋美術館でミレーの《晩鐘》を観て以来、ミレーは大好きで、山梨県立美術館にも訪れたいとずっと思っていたのですが、実はこの日が初めての訪問でした。

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「印象派の故郷 ノルマンディー展」が開催中でした。

館内には特別展示室の他、ミレー館(常設展Ⅰ)、萩原英雄記念室、常設展示室(常設展Ⅱ)があり、屋外には彫刻が展示されている芸術の森公園が隣接していました。

美しい美術館は見どころ満載で、一日たっぷりかけないと全部しっかり見るのは難しい規模でした。

 

 

今回は、予定外の訪問で、時間も体力もなく、一部のみしか観られませんでしたが、ゆったりとした美術館で癒されました。

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緑の中にあるルソーとミレーの記念碑。

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お向かいには山梨県立文学館。

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また訪れて、ゆっくりと、全部堪能したいです。

 


平山郁夫シルクロード美術館

体中の水分が沸騰するような暑い日々…。

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涼しかったあの場所を思い出して過ごしています。

そう、小淵沢です。

今年の異常ともいえる気温に、小淵沢でさえ「暑いな~」と感じてしまいましたが、東京の暑さは、はるかに上をいっています。

そして、やはり、小淵沢は涼しかったのだという、見解に…。

冷房が苦手な私は、毎日、ヘトヘトです。

 

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先日の小淵沢への小旅行、美術館巡り2館目は、「平山郁夫シルクロード美術館」でした。

 

 

平山郁夫さんの作品は、いろいろな美術館で、何度か観る機会がありましたが、少し前に、NHKオンデマンドで、1980年代に放送された『NHK特集』のシルクロードシリーズを再度見たことから、「平山郁夫シルクロード美術館」へ行ってみたいな…と、思いが募り、美大で日本画に触れて、日本画の奥深さに魅せられていたこともあって訪れました。

 

 

「大シルクロード・シリーズ」が圧巻でした。

「流水無間断(奥入瀬渓流)」では、瑞々しい自然の描写に圧倒されました。

絶え間なく流れる渓流の真ん中に自分が居ると感じます。

 

3Dでは無く、絵画なのに、空気感や情景から、自分が絵の世界の中に運ばれていくように感じる…バーチャルな体験でした。

 

 

 

気に入った絵の絵ハガキを購入して帰宅しました。

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「平山郁夫シルクロード幻想 ― 絲綢之路を行くキャラバン―」展は10月26日まで開催されています。

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中村キース・へリング美術館

???????????????????????????????ここは…?

 

小渕沢にある、中村キース・へリング美術館です。

八ヶ岳エリア、清里と蓼科は訪問済みでしたが、小渕沢は実は初めての訪問でした。

良いところでした!

 

美術館の駐車場で、ご年配の紳士から「山だから涼しいと思って来たけれど、暑いね~」と声をかけられ、「本当に暑いですね~」と返し、汗を拭く…。

涼しいところに行ったつもりでしたが、この日の八ヶ岳は暑かったです(笑)。

でも、初対面の人と、気軽に挨拶できるのが山の良いところ。

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美術館の中はクールでしたが、キース・へリングのアートはホット!熱かった!

建物は建築家の北川原温さんの設計です。

八ヶ岳の起伏が利用された、明暗や緩急のある空間を体感!

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キース・へリングは1980年代初頭に、NYの地下鉄構内で、黒い紙が貼られた黒板のような広告板に、チョークで描く活動を開始。

瞬く間にそのアートは世界に広がり、日本でもブームが沸き起こりました。

ポップショップのオープンやエイズ・HIVの予防啓発活動等、彼の活動を記憶している方も多いと思います。

 

キース・へリングのアートはライブ感がたっぷりありました。

とんでもなく、ありました。

作品が溢れ出てくる瞬間に出会っている感じ。

 

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展覧会のテーマは「MULTIPLEXISM ―多重化する二〇〇〇年代以降のキース・へリング像―」。

多重性を切り口にキース・へリングの多彩な作品が再検証されていました。

〈未来〉〈ファッション〉〈エイズ〉〈子ども〉〈日本文化〉〈歴史〉の6 つのテーマに沿い、彼の活動の軌跡とそこから浮かび上がる作家の思考回路が追われています。

ネット社会以前の表現者であったキース・へリング。

しかし、その「思考の出力(表現)方法は、驚くほど多様で、まるで今日のネットワークシステムのよう」であるという気付きや、縄文の土偶と対峙させた展示が面白かったです。

 

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そして…ミュージアムカフェで、水分補給。

 

1980年代がいっぱい詰まっている空間。

美術館の外には青い空。

暑くて熱い一日でした。

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「MULTIPLEXISM」は2016年1月4日(月)まで開催されています。

(*館内の写真は撮影可の場所のみ写しています)

 


ミチオシエ

某日、森にて。

前回の続きです。

朝、宿の敷地にある水辺を散歩していると、カラフルな昆虫に出会いました。

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ちょこんと、足元にやって来て、私の気を引く素振りをしたかと思うと、2~3歩先に逃げていき…こちらを振り返る…。

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綺麗な色に心惹かれ、良く見ようと思って近づくと、またちょっと逃げて振り返り、再び気を引く素振り…。

でも、追いかけるとまた、ちょっと逃げる…。

謎の美女ならぬ、美虫の後を夢中になってついていくと、うっかり道に迷いそうになったので、途中で追うのをやめましたが、とても気になる謎の美虫でした(笑)。

調べるとハンミョウという虫で別名「ミチオシエ」とも呼ばれ、やはり、道案内のような行動をするようです。

都市部にも生息するそうですが、私は初めて出会ったかも…。

 

カラフルな美虫「ミチオシエ」に出会った日の午後は、宿のご近所の美しい庭園を散歩。

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カラフルな花々と出会いました。

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