「世紀末、美のかたち」

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寒い・・・。

8月からいきなり
11月になってしまったような寒さで、
朝から何枚も重ね着。
そろそろ冬支度をしなければ・・・。

1週間ほど前までは
暑すぎず、寒すぎず、
ちょうど良い気候だったのに。
気温の変化に身体がついていくのが大変。

こんな日は、家の中で、
ゆっくり過ごすのが一番。

先月末発売の鈴木雅之さんの
「DISCOVER JAPAN」を
聴いたり、眺めたりしながら、過ごしています。

久しぶりに買ったCD。
鈴木雅之さん25周年だし!

昔は新しいCDを買うと、
朝から晩までBGMに流して擦り切れるほど
聞いていましたが、
耳を悪くしてからは、
仕事中に聞くのは無理になって、
音楽を聴くのは特別な事になりました。

なので、ちょっと、ライブのような
ワクワク感が。

時折、耳を休めてジャケットを眺めたりしながら、
1曲、1曲を大事に聞きました。

ちゃんと音楽と向き合って。

今回はオーケストラと共演。
ソロデビュー25周年の記念アルバムなので、
オープニングは服部隆之さん作曲の
「幻想曲 第25楽章〜A Quarter Century of Discovery〜 」

「夢の中で会えるでしょう」(作詞・作曲:高野 寛)
「愛燦燦」(作詞・作曲:小椋 佳)
「熱き心に」(作詞:阿久 悠 作曲:大瀧詠一)

等々、日本の名曲を鈴木雅之さんがカバーしたCD。

素敵だ・・・。

高野 寛さんの曲いいなぁ。
高野さんプロデュースの
鈴木雅之さんの
アルバムとかあるといいな。

片道切符シリーズを描いていた頃、
ずーっと鈴木雅之さんのCDを
ヘビーローテーションで
かけていたのを思い出します。
懐かしい。

25周年おめでとうございます。

これからも、いい歌聴かせて下さい。

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さて、本日のブログのオープニング(?)を
飾った写真は美術展「世紀末、美のかたち」を
見に行った時のもの。

まだ、夕暮れ時の風が
暖かくて心地よかった数日前の某日、
お散歩がてら行きました。

ミュシャ、ガレ、
ルドン、ゴーギャン、等々。

世紀末に活躍した、芸術家たちの作品。
工芸や絵画を見てきました。

こちらも幻想的。

混沌とした中に
華やかさと神秘的な美しさがあって
素敵でした。


9月末日

9月最終日ですね。

慌てて日記をつけています。

時間がたつのが早すぎる〜。

そんなわけで9月後半のおさらい日記です。

9月後半は箱根に行ってきました。
源泉かけ流しの温泉でゆっくりするのと、
『ポーラ美術館』の
『レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ』展を
見に行くのが目的。

レオナール・フジタは
最も好きな洋画家の一人です。

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・・・ですが、
ここは『箱根彫刻の森美術館』

滞在した宿のすぐそばに
『箱根彫刻の森美術館』もあったので、
お散歩がてらにそちらにもちょっと訪問。

『箱根彫刻の森美術館』のスナップ写真です。

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このオブジェは『恋人の聖地』でもあるそう。
そういえば、
『横須賀美術館』にも『恋人の聖地』があります。

もう、そういう聖地に行っても
心躍ることは無い年になってしまい、
ちょっと寂しい感じ・・・(笑)。

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少しだけ見るつもりが、
ピカソ館まで・・・急な坂をひたすらきてしまい・・・。
『箱根彫刻の森美術館』を堪能。

で、エレベーターがあったことに、帰り道で気が付く(涙)

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青空の下、良い時間を過ごしました。
美は癒しだな〜。

レオナール・フジタの絵も最高でした。

『ポーラ美術館』は館内撮影禁止。

建物も環境保護のために地下に潜るように
建てられていて緑の中に・・・。

そんなわけで、看板だけ。

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宿ではバルコニーで朝食をとろうと思ったら、
スズメバチに襲われ、慌てて退散。

九死に一生を得て(?)
無事に戻りました。

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嵐の前

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数年前、旅行中の沖縄で
とんでもない台風を経験しましたが、

東京でこんなに凄い台風を
経験したのは昨日が初めてかもしれない。

ひたすら通り過ぎるのを待ちました。

被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

写真は嵐の数日前。
とある場所からの帰り道。

この日は綺麗だった西の空。

本当は嵐が来る前に行った
箱根の写真をアップする
予定だったのですが・・・。
そのご報告はまた後日。


はけの森美術館

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9月某日。

朝倉さんの家の猫ちゃん達が
遊びに来ていると聞いたので
「はけの森美術館」に行ってきました。

朝倉さんとは、
日本近代彫塑の大家、朝倉文夫さん。

現在、「台東区立朝倉彫塑館」が
保存修復工事中なので、
朝倉文夫さんが制作された猫のブロンズ像が
「はけの森美術館」にやってきて展示されているのです。

朝倉文夫さんも無類の猫好きだったそう。

無邪気に眠る可愛い猫ちゃんから、
獲物を狙う、虎視眈々とした猫ちゃんまで、
鋭い観察眼で彫り出された猫の像がたくさんありました。

彫刻って凄いな〜。
360度、どこからも見られるわけなので、
360度、ごまかしが利かない。

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「はけの森美術館」は大正から昭和にかけて活躍した洋画家、
中村研一さんの住まいがあった場所にあります。

地域密着型の、小さな美術館。
武蔵野の静かで緑豊かな環境にあります。

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中村研一さんがお住まいになっていた建物(上)は
現在、カフェとして使われています。

「オーブン・ミトン」は、
焼き菓子やシュークリームで有名。

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シュークリームとパウンドケーキをいただきました。
美味しかった!

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美術館裏手は森になっていて、
神秘的な雰囲気。

良いリフレッシュになりました。

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ちひろ美術館・東京

台風12号の被害にあわれた方々に
心からお見舞い申し上げます。

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西の方から、明日、
ようやく穏やかな日差しが見え始めると
天気予報では言っていました。

早く日本全土が晴れわたりますように。

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台風が襲う少し前のとある一日。
「ちひろ美術館・東京」に行ってきました。

これ(上)はミュージアムカフェでの写真です。

入口はこんな感じ(下)

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「ちひろ美術館・東京」は
いわさきちひろさんのアトリエ後にあります。

ちひろさんをはじめ日本と世界の絵本の原画が
コレクションされている美術館です。

大昔に行ったことがあるのですが、
久しぶりに行ったら、
ベビーカーや車椅子もそのまま入れる
ユニバーサルデザインのミュージアムに
リニューアルされていました。

そのせいか
ベビーカーの赤ちゃんや
子供連れのお母さんの姿が
他の美術館よりもたくさん・・・。

でも、
男性一人の方も見かけたり、
車椅子のご年配の方もいらしていたり・・・。

こんなに幅のひろい来館者は
小さな美術館ではめずらしいんじゃないかな?

赤ちゃんから、お年寄りまで、全ての方に愛された
ちひろさんらしい美術館だな・・・。

前の建物の時にもあった
ちひろさんのアトリエの復元が
リニューアルされた建物にも
ちゃんとありました。

この展示がお気に入りだったので
残っていてよかった。

実はこのアトリエに私は憧れて
自分の仕事部屋に水場(洗面台)を設置したんです(笑)。

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しかし、
ちひろさんの絵は優しくて、
いつ見ても癒される・・・。

ささっと描いているようにみえるのに
デッサンは確実・・・。

うーん。

憧れる・・・。

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当然ですが、作品の写真は撮れないので、
施設の写真のみですが、
この穏やかであたたかな
雰囲気を何とか伝えたい・・・。

伝わったかな・・・?

????????

さて、そういえば、
ちょうど、「ちひろ美術館・東京」に行く前日、
「介助犬シンシア」が来春から中学の公民の教科書で
紹介されるというニュースを聞きました。

シンシアと木村さんには
「Flower〜フラワー〜」の介助犬リュータ編を
描いたとき取材に協力してもらいました。

多くの中学生に介助犬の働きを
正しく理解してもらえるといいなと思います。

あ、それから、この春出版された
「新しい障がい理解教育の創造」(冨永光昭 編著)では
「Flower〜フラワー〜」が、他の漫画と一緒に
ちょこっと紹介されました。

「Flower〜フラワー〜」はあくまで漫画で
教科書ではありませんが、
介助犬や車椅子の女の子を
身近に感じてもらえればうれしいです。


写真日記

8月も後わずか。

夏休みなんてとっくの昔になくなった大人ですが、
この時期になると何だか落ち着かない。

夏休みが終わってほしくないような、
友達と早く学校で会いたいような、
どっちでもいいような気分になってた子供の頃を思い出す。

これといったイベントがなかった
今年の我が家の夏休みですが、
近くの美術館と近代建築をお散歩。

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原美術館とか

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原美術館のお庭とか(上)

迎賓館を設計した片山東熊が
設計に参加したらしい旧竹田宮邸とか(下)

他にもいろいろ訪ねた美術館があるのですが、
長くなるので割愛。

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旧竹田宮邸は現在
グランドプリンスホテル高輪の貴賓館として
結婚式に使われているようでした。

日常の風景の中に、
ポツリと残る明治の面影。

その日はグランドプリンスホテル新高輪に泊まったので
ゆっくり見られました。

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黄昏エアポート

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某日、少し前のとある日。

用があって、高輪のホテルに滞在した後、
金婚式の記念旅行から戻った両親を迎えに羽田へ。

ちょうど、日が沈む時間帯で、
オレンジ色がまぶしかった。

空港って非日常的。
どこにも飛び立っていないのに、
どこか遠くへ自分も行った気分になれる。

昔、ラジオでフライトインフォメーションを
聞くのが好きでした。
今もやっているのかな?

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夏のグラウンド

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高校野球の季節。

卒業した高校は新設校で、
当時は確かまだ硬式野球部が無かったような記憶が・・・。

甲子園には無縁だったけど、
一度応援に行ってみたかったな。

夏の夕焼けのグラウンドは青春の香りがします。

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横濱日和 その2

8月です。

いつの間にやら8月。

通院はいつものことですが、
この数か月は検査が多くて、目が回る日々を送っていたもので・・・。

と、日記をサボっていた言い訳。

「生きてるの?」とご心配おかけしていたかも知れませんが、
血を抜かれたり、造影剤を入れられたりしながらも、
大したことは無く、それなりに元気です(笑)。

ご無沙汰の期間中、
何をしていたかというと・・・

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氷川丸の前で雀と戯れたり・・・

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クラッシックホテルでジロジロ装飾を眺めたり・・・

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いかした車が駐車していた公園の

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この建物の向こう側で亀と出会ったり・・・

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原 三溪って凄いな〜と思ったり・・・

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この近辺で、木陰で涼しげにお昼寝するニャンコと出会ったり・・・

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このご近所のお土産屋さんで居眠りする
看板猫に出会ったりしていました。
(7月3日の日記と合わせて読んでね)

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その他にも、
牧場で風に吹かれたり・・・

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嵐の海を眺めたり・・・

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波ひとつない海を眺めたり・・・

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海に浮かぶ月に見とれたり・・・

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豪華クルーザーに手を振っていたりしました。

もっといろいろあったけれど
横浜を中心にお届け。

ハラハラ、ドキドキの初夏。
気が付いたら真夏に突入。

節電の影響で、
今年の夏はいつもの夏より暑くて、
不安で、寝苦しい夜が多くて、
テレビから流れるニュースに
深刻な気分になる日もいっぱいあったけれど、
いいこともいっぱいあったよね。

なでしこジャパンとか。

ここ数日は案外涼しかったりとか。

電気足りてたりとか。

真面目な日本人に今更ながら感心したりとか。

誰かの力になりたいと思いつつ、
身動き取れない自分がいて、
歯痒かったり、

逆に誰かに励まされて暖かい気持ちになったり、

人間万事塞翁が馬。

この夏がもっと輝きますように。


横濱日和 その1

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暑いですね・・・。

海辺は涼しいかな〜。
と、思って、ちょっと前にお出かけしました。

ムムム・・・しかし、やはり、
ジリジリと太陽が・・・。

緑の多い公園なんですが、
緑よりも、海の青よりも
触るとやけどするほど熱くなっていそうな
シンボルタワーのボディを写したい気分になって撮影。

ウルトラ基地みたい。

木陰に入ると
生暖かい海風が・・・。

でも、この公園はいつ来ても
眺めがよくって気分壮快。

暑かったり、涼しかったり、
わがままな恋人のような天候に
ふりまわされている今年の夏です。

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