ポカポカ・スケッチ

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体育の日、東京は初夏の陽気でしたね。

三連休だし、すごい人込みだろうから、
出かけるつもりはなかったのですが・・・。

太陽に誘われて、突如、お弁当を持って、スケッチへ。

体育の日と全く関係ないイベントですが(笑)、
水彩画なら柔らかな筆なので、手に負担をかけずに描けそうだし、
お気に入りの Winsor & Newton の透明水彩をもって、お出かけ!

建物を見て回っていると、写真を撮るだけでは物足りなくって、
やっぱり描きたくなってしまう。

「国分寺教会」は1951年築、
設計は建築家の池辺陽氏。

シンプルな木造の外観と
小さいけれど、豊かな緑と
手入れの行き届いたお庭が素敵な、
私の大好きな建物の一つです。
素朴で暖かい感じ。

国分寺の丘の上にあります。

戦後まもなくの建築。

当時はこの辺りに高い建物はきっとなかっただろうな。

もしかしたら、
ここも昔はモンマルトルの丘の上のサクレ・クール寺院のように
遠くからも見えたのかな?

明治時代のニコライ堂と同じように。

お庭で、静かに、のんびり、スケッチさせてもらいました。
「10月24日バザー」のポスターが出ていました。

次は、横浜の「海岸教会」をスケッチしようかな。
いや・・・、
でも、あそこは、人通りが多いから、
ちょっと勇気がいりそうだな・・・。

長崎の五島列島の教会も
いつかスケッチしに行きたいな。

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可愛い花々がお庭に沢山咲いていました。


「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」

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世田谷美術館に行って来ました。
スイスのヴィンタートゥール美術館のコレクション展。

ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ等、
お馴染みの画家達の作品が公開されていましたが、
なんと、出品作品90点全てが日本初公開!
いそいそと出かけてきました。

ゴッホの「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」と
シスレーの「朝日を浴びるモレ教会」がよかったな。

二つとも、本物を肉眼でみるのは初めて。

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2階展示室の
「小堀四郎と鴎外の娘 ひと筋の道」展もよかったです。

美術館はすでに秋の気配。

公園には落ち葉がちらほら。

もう少ししたら、銀杏が黄金色になるでしょう。

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森の町役場

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あっという間に10月です!

ちょっと暖かさが戻って、私も復活!

とある晴れた日、「府中市郷土の森博物館」に行って来ました。

大正10年に竣工した町役場が可愛かった。

洋風建築だけれど、裏には和風建築が付属しているあたり、
当時の建築の姿がしのばれます。

6月に行った「軽井沢タリアセン」内にある
「明治四十四年館」になんとなく、ムードが似ているかも。
あちらは昔、郵便局。

当時の地方の公共施設ってこんな感じだったんですね。

こうやって今見ると、
昔の町並みは、
絵本の中の町並みみたいに可愛いです。

秋はあちこち行けるといいな。

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名月

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お月見の季節ですね。

急に寒くなって、ちょっと体調を崩していましたが、
なんとか、コントロールして、
お月見にちょっこし行って来ました。

よく行く公園で、お月見の集い。
「江戸東京たてもの園」が
夜もオープンしているというので、
行きたかったんです。

大賑わいの屋台の広場をスルーして、
静かな園内へ。

夜に「江戸東京たてもの園」に入るのは初めてです。

大きな月が昔の都電(7500形)の上に出ていました。

このあたりの町並みは
明治〜昭和初期のもの。

夜見るといっそう、タイムトリップした気分になります。

右下の灯りは「皇居正門石橋飾電灯」。
千華羅が、日本橋から
見ていた月を、ふと、思い出しました。

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武蔵野散策

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やっと涼しくなってきましたね。
昼と朝・晩の気温差についていくのがちょっと大変ですが。

某日、午後から、ちょっとだけ、武蔵野を散策。

ここは、三鷹市にある山本有三記念館。
「路傍の石」の作者が暫く暮らした家です。

お庭もあって静かないいところ。

大正15年頃建築のお屋敷らしいのですが、
設計者は不明。
でも、しっかりした建築なので、
それなりの優れた建築家による設計だと
想像されるそう。

誰が作ったんだろうな・・・。

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芝生越しにお屋敷を・・・。

庭も丁度よい広さ。
夏場はちょっと、蚊が多いですが・・・・。

ディテールのデザインもなかなか素敵。
このお屋敷は凄く好き。

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ことばの贈りもの

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図書館司書の従姉から、
「ことばの贈りもの」という本をプレゼントしてもらいました。

著者は東京こども図書館の理事長の松岡享子さん。
わかりやすい言葉で、語りかけてくれます。

氾濫する言葉の中から、大切な言葉を
拾い上げて永遠の言葉にする手がかりとなる本。

子供に本を好きになってもらいたいな〜と思っている、
特に、小さいお子さんがいるママにお勧め。

子供達と本とのふれあいのエピソードに
考えさせられたり、ほのぼのしたり。

図書館司書である著者は
アメリカの図書館で児童図書館員として初めて仕事をした時、

『私たちは(私たちというのは、図書館員のことです)、
本はよいのもだと信じるグループに属しています。
私達の仕事は、できるだけ多くの人を
このグループに招き入れることです―』(「言葉の贈りもの」より)

と、人事部長から言われたそうです。

           ―うん。凄い仕事だ。素敵な仕事。

私も本は良い物だと信じる側の人間。

いろんな本がありますが、
それは、それとして。

氾濫する言葉のうず高い山の中で、
たとえ、自由気ままにやっているブログであっても、
自分が形にする言葉を少しでも大事にしなきゃな・・・と、
この本を読んで思いました。

言葉の力を信じて。


「裾野ガール」再び

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富士五湖の一つ、西湖の近くに、
かつて兜造りの茅葺屋根の美しい山里がありました。

ここは根場という所。
昭和41年に台風の被害で消滅した村が
40数年越しに再現されたもの。

日本の原風景、そのままの景色が蘇っていました。

茅葺屋根の向こうには富士山が・・・。

のどかだな〜。

都会育ちの私ですが、
こういう景色にもシンパシーを感じるのは、
やはり、日本人だからでしょうか?

まだ、中国や西欧建築の影響を受けなかった頃の
太古日本のDMAが茅葺屋根には残っている気が・・・・。

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いつか合掌造りの白川郷にも行きたいな。

富士五湖はすでに、ちょっぴりすずしげな秋の香り。
コスモスが咲いていました。

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フジヤマガール

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フジヤマ日和

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遠くに見える富士山を目指して高速を走りました。
(写真をよく見ると、裾野が見えるはず)

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西湖に到着。

先客が数名いましたが、
西湖は富士五湖の中でも静かな湖。
特にこの場所はお気に入り。

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7年ほど前から、富士山にはまっています。
ほぼ毎年行ってるかも。

5〜6年前は、「富士山にはまっています」というと、
「え? 富士山ですか?」と不思議な顔をされたものですが、
最近は、山ガールのおかげで、流行最先端(笑)。

と、言っても、私の場合は登山は車で行けるとこまで。

富士のふもとで、
旅館に泊まって、
温泉に入って、
おいしい物を食べて、
フジヤマに見とれて・・・。
「山ガール」ならぬ
「裾野ガール」です。

え?「”ガール”も違うだろう」って?
・・・ほっといて。

私の姉は、かつて本物のフジヤマガールでした。
高校の行事で富士山の天辺に!

登っていない私にも姉の感動は伝わりました。

富士山、頂上から見る景色は、
本当に凄いんだろうな。
がんばれ山ガール!

「裾野ガール」も
大自然を満喫して、
のんびり。まったり。

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現代アート!

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だらだらと、猛暑が終わらないですね・・・。
厳しい毎日です。
外出ままならず・・・。

涼しかった日の記憶、アップです。
ミステリーツアーのオマケ。

東京都現代美術館にも行って来ました。
館内はひんやり〜。

「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展 」をやっていました。

いえ、まだ、映画は観ていないのですが・・・。

テーマーパークのような
アリエッティの展示を抜けたら、種田ワールドが・・・。

種田さん凄すぎ!

映画美術・・・奥が深い・・・。

大人気の企画展のようですが、
ホテルから、朝、一番で行けたので、
まだ、殆ど人がいなくて、良かったです。

お洒落な美術館。
カフェも素敵。

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残暑厳しき折、
皆様、ご自愛下さい。


good morning

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お手軽パンを焼きました。

必死でこねなくても、発酵させなくてもいい不思議なパン。

昔、パン作りの得意な友達がご近所に住んでいた頃は、
教えてもらいながら、家で、よくパンを焼いたのですが、
今は、こんなに手軽においしいパンが焼けるなんて!

あの頃は、パン作りは一日仕事だったのに、
脱脂粉乳とか、ドライイーストとか
家庭に常備してる事が少ない材料もいらないなんて!

でも、びっくり、おいしかったです。
一口サイズですが、もちっとしてて、
外側はパリ! 内側はふわっとしてておいしい!
久々に 焼きたてパンを食べて満足。

バネ指で、使っちゃいけない指があるので、
40回だけこねるのも、手伝ってもらっちゃったから
本当に楽チンでした(笑)。

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デザートの葡萄は、
母屋の庭で育ったもの。
姪が取ってきてくれました。

こちらもおいしかった!

こんな感じで、母屋の庭で無農薬。
元気に実っています。 

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魔法のお手軽パンは・・・。


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