桃の節句

先日、某所で出会ったお雛様です。

桃の節句まで、後わずか。

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今年はひな祭りのお茶会(茶道)にお招きいただいているので、楽しみです。

着物で遠出は大変ですが、お茶会の会場はご近所なので、せっかくならば着物を着て行こうと、小紋を出しました。

 

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コーデュネートに迷いに迷い、着物好きのお友達からアドバイスをもらって、何とか着ていく一枚を決定。

春らしい若葉色の着物を選びました。

雨が降りませんように。

 

お正月に旅行をするようになったので、着物を着るのは本当に久しぶりです。

着付け学校の講師をしていた母の影響で、私も若い頃に着付けを学びましたが・・・洋服の方が楽だものねぇ。

昔の女性を尊敬します。

 

でも、やっぱり、着物は美しいな。

柄を見ているだけでも飽きないです。

日本の伝統なので、年に一度は着たいと思います。


ブルーライトカットメガネ

先週オーダーしたメガネが、完成しました。

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初めて「JINS」で作ってみました。

かけると、ちょっとインテリっぽく見えて嬉しい(笑)。

 

ブルーライトカットメガネが欲しくて、色違いで新調したメガネは、読書用とPC用の2種類です。

 

これで、少し、目の疲れが楽になるといいな。

レンズにかすかに付いてしまう色は、思ったほど気にならない感じです。

でも、アナログのカラーの作業には、やっぱり多少影響がありそう。

 

ケースは二つとも黒を選びました。

つい先ほど、02

ふたを閉じると、どちらがどちらか分からないことに気が付きました・・・。

うぅ。


梅見頃

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某日、快晴の梅見頃。

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新しいメガネを買いにいった帰り道、梅の花咲く公園に寄り道しました。

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梅の種類の多さに驚きながら、園内を少しだけ散歩。

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青空の中に点在する、紅梅と白梅と松の緑の対比が見事でした。

 

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こちらは、野梅性一重の「芳流閣」という名の梅。

「芳流閣」といえば、『南総里見八犬伝』に登場する建物ですが…、この梅の名前の由来でしょうか?

 

架空の建物ですが、錦絵に何度か描かれています。

月岡芳年の「芳涼閣両雄動」(竪二枚続)明治18年 が私のお気に入り。

「芳涼閣」=「芳流閣」です。

国立国会図書館デジタルコレクション

で見られますので、よかったらどうぞ。

 

桃や桜にくらべて、梅は清楚で凛としたイメージがあります。

少しクールな印象も。

まだ、冷たい風が残る季節に、最初に咲き始めるからかしら。

 

ダークカラーの冬の公園で、梅林のエリアだけが、パステルカラーに染まっていました。

春はすぐそこですね。


ウィローパターン再び

久しぶりに、NIKKOの「山水」でティータイム。

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2015年4月16日の日記で、詳しく紹介しましたが、ウィローパターンのティーカップです。

 

NHKの連続テレビ小説「あさが来た」を毎日見ているんですが、美和さん(三味線のお師匠さん)の洋食屋さんで、ウィローパターンのティーカップが使われていますね。

英国で大流行し、明治時代に日本でも流行ったウィローパターン。

 

我が家のNIKKO「山水」は50年ほど前のものですが、私も美和さんのお店にいる気分で、美味しくいただきました!

我が家にも、新次郎さんや五代友厚さんが来てくれたら、最高なんですが…。

 


節分

今日は節分です。

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鎌倉の福豆をいただきました。

夜、家族が帰ってきたら豆まきをします。

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鎌倉のお菓子、「小鳩豆楽」もお土産にいただきました。

今日のおやつは、豆づくしでした。

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江戸東京たてもの園

 

先日の博物館巡りの続きです。

2館目は「江戸東京たてもの園」に行きました。

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展示室では、「江戸東京たてもの園」のルーツである「東京郷土資料陳列館」についての展示が行われていました。

「東京郷土資料陳列館」(有栖川宮記念公園)→「武蔵野博物館」(井の頭自然文化園)→「武蔵野郷土館」(小金井公園)→「江戸東京たてもの園」(小金井公園)と博物館は受け継がれてきたそうです。

同園の展示室はコンパクトですが、定期的に企画展を行っており、充実していて面白いです。

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展示室を出て、皇居に設置されていた午砲を眺めていると、ガイドさんが「当時は高い建物がなかったので、23区全域に聞こえた」と教えてくれました。

江戸時代の不定時法から、明治の定時法に変わった際に、人々に正午を知らせた午砲。

もちろん空砲です(笑)。

まだ、庶民に時計が行き渡っていない時代です。

江戸時代は城の「時の太鼓」や寺の「時の鐘」で時間を知らせていたそうです。

 

ところで、江戸時代の時間はどうなっていたかというと…。

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1日を12分割し、干支を当てはめていたそう。

「草木も眠る丑三つ時」とか、良く聞きますよね。

ざっくりですが、図を描いてみました。

また、「時の鐘」の数からくる「暮れ六つ」や「明け六つ」の呼称もありました。

 

一刻の長さはおおよそ2時間です。

しかし、日の入り、日の出に合わせた不定時法が日常生活では使われていたため、季節によって、一刻の長さが変動したそうです。

江戸の不定時法とは日の出と日の入りを基準に昼夜をそれぞれ六等分するもの。0011

ざっくりした図で申し訳ありませんが、季節との関係は、おおよそこんな感じ。

 

ファジーですね。

ちょっとうらやましいかも(笑)。

 

江戸から明治への変化は、洋装や洋館など、目に見えるものだけでなく、見えない多くの変化があったことが伺えます。

 

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前川國男邸の前では梅が咲き始めていました。

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暖かい日とはいえ、園内を散歩するのは寒く、疲れもあったので、デ・ラランデ邸でランチを頂いて帰りました。

静かな奥の部屋に案内していただけて、ゆっくり過ごせました。

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