気持ちのいい青空だったので、ふらっと「GAS MUSEUM」に出かけました。
移設復元された明治の建物が素敵な、お気に入りのミュージアムです。
赤レンガ本郷館=「ガス灯館」(上)と千住館=「くらし館」(下)。
鳥も来館。
観てきたのは、「ノエル・ヌエット」展。
20代の頃、パリで詩人として活躍したノエル・ヌエット(1885~1969)が、日本在住中に描いたスケッチを元に制作された木版画が中心の展覧会です。
ノエル・ヌエットの「東京風景」は土井版画商が刊行し、彫師や摺師との共同作業で木版画に仕上げられています。
ペン画ならではの細かな線による表現と、日本の木版(浮世絵)から続く伝統的な手法や表現との融合が、独特のムードを醸し出していて、とても素敵でした。
気に入った絵を、絵ハガキで購入。
やっぱり「日本橋」(下段中央)は買わなきゃね。
向かって右下は現存する、お茶の水「ニコライ堂」、左下は日比谷「市政会館」。
ノエル・ヌエットが見た景色の面影を探しに行きたいな。
「ノエル・ヌエット」展は6月28日(日)まで開催です。