本日のお茶です。
お花はカロライナジャスミン。
今日のティータイムの主役はこの美味しそうなスコーンとイチゴ・三兄弟ではなく…。
このティーカップ。
NIKKOの山水というティーカップなんですが、山水は今年(2015年)で、発売100周年(!)を迎えるそうです。
うち(実家)には50年ぐらい前からあり、両親が新婚時代に揃え、使われ続けてきたこのティーカップなんですが、4客割れてしまって、残り2客になっていました。
でも、割れたら終わり…ではなく、現在でも製造されいて、しかも、カップと受け皿が別売りされている(どちらか割れても買い足せる)、ありがたいロングセラーです。
子どものころは和洋折衷?と思っていましたが、これは和洋折衷でも、ジャポニスムでもなく、ヨーロッパで流行ったシノワズリー(中国趣味)。
19世紀初頭にイギリスで人気を博したウィローパターン(柳文様)と呼ばれる図柄です。
紅茶を飲み干すと、2羽の鳥が現れる…。
この絵の中に、悲恋の物語が隠れているそう。
NIKKO山水の100周年を記念し、そして、両親の新婚時代を思いつつ、今日はこのカップを主役にお茶をいただきました。