某日、府中市美術館で開催中の「動物絵画の250年」展に行ってきました。
府中市美術館は、緑豊かな都立府中の森公園の中にあります。
公園の中心には見事な桜並木があるのですが…桜はほぼ散っていました。
花びらで地面が桜色…。
開花期がソメイヨシノより少し遅い八重桜はまだ咲いていて、小鳥が食事に来ていました。
今年の桜はこれが見納めかな…。
こちらでは、スズメが休憩中。
若葉の季節になってきましたね。
「動物絵画の250年」展は
円山応挙の子犬や土方稲嶺(ひじかた・とうれい)の虎、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)の鶏、歌川国芳の猫など、江戸時代の動物絵画が集めらています。
見どころは、虎やライオンなど、当時は日本にいなかった動物たちを、画家達がいかに描いたかというところ。
実物を見ないと普通は描けないと思うのですが…。
江戸の画家たちの創造力の豊かさと、写実に囚われない自由な表現に驚かされます。
擬人化された動物たちの絵があったり、漫画に通ずる表現も多々あり、面白かったです。
ちょっぴりゆるキャラっぽい(?)愛嬌のある表情にとても楽しくなりました。
「動物絵画の250年」展は府中市美術館で、ただいま、後期が開催中です。
5月6日までです。