ウルトラコスモス。

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ちょっと読書に夢中になっていたら、
あっという間に、前回のブログをつけてから
11日もたってしまっていました。

10月に入ってから寒くなって、
ちょっと出不精になっていますが、
読書の秋と食欲の秋を満喫しています。

写真はまだ、暖かかった頃に行った、
国立天文台 三鷹の
「第一赤道儀室」
1921年建設。
現在は国登録有形文化財です。

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1939年から60年間スケッチや写真儀による
太陽の観測や撮影が行われていたそう。

なんだか、ちょっとウルトラ基地っぽくて
私の世代はワクワクするかも(笑)。

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こちらは「大赤道儀室」
1926年建設。
現在は「天文台歴史館」になっていて、
明治時代の天体望遠鏡などがあります。

建設当時はこの巨大な半球ドームを作る技術が
建築業者になくて造船技師の力を借りたとか。
ディテールの意匠もしっかりみていくと
装飾がほどこされていたりして、なかなかです。

他に、通称アインシュタイン塔、ゴーチェ子午環、
レプソルド子午儀室、
スクラッチタイルが素敵な旧図書庫など、
みどころたっぷりの建造物が・・・。

宇宙を身近に感じながらのお散歩でした。

デジタルカメラを忘れていって、
ケータイのカメラで撮影したので、
画像がいまいちですが・・・。
久しぶりにブログにアップ。

そして、こちらもついでにアップ・・・。


ポカポカ・スケッチ

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体育の日、東京は初夏の陽気でしたね。

三連休だし、すごい人込みだろうから、
出かけるつもりはなかったのですが・・・。

太陽に誘われて、突如、お弁当を持って、スケッチへ。

体育の日と全く関係ないイベントですが(笑)、
水彩画なら柔らかな筆なので、手に負担をかけずに描けそうだし、
お気に入りの Winsor & Newton の透明水彩をもって、お出かけ!

建物を見て回っていると、写真を撮るだけでは物足りなくって、
やっぱり描きたくなってしまう。

「国分寺教会」は1951年築、
設計は建築家の池辺陽氏。

シンプルな木造の外観と
小さいけれど、豊かな緑と
手入れの行き届いたお庭が素敵な、
私の大好きな建物の一つです。
素朴で暖かい感じ。

国分寺の丘の上にあります。

戦後まもなくの建築。

当時はこの辺りに高い建物はきっとなかっただろうな。

もしかしたら、
ここも昔はモンマルトルの丘の上のサクレ・クール寺院のように
遠くからも見えたのかな?

明治時代のニコライ堂と同じように。

お庭で、静かに、のんびり、スケッチさせてもらいました。
「10月24日バザー」のポスターが出ていました。

次は、横浜の「海岸教会」をスケッチしようかな。
いや・・・、
でも、あそこは、人通りが多いから、
ちょっと勇気がいりそうだな・・・。

長崎の五島列島の教会も
いつかスケッチしに行きたいな。

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可愛い花々がお庭に沢山咲いていました。


「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」

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世田谷美術館に行って来ました。
スイスのヴィンタートゥール美術館のコレクション展。

ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ等、
お馴染みの画家達の作品が公開されていましたが、
なんと、出品作品90点全てが日本初公開!
いそいそと出かけてきました。

ゴッホの「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」と
シスレーの「朝日を浴びるモレ教会」がよかったな。

二つとも、本物を肉眼でみるのは初めて。

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2階展示室の
「小堀四郎と鴎外の娘 ひと筋の道」展もよかったです。

美術館はすでに秋の気配。

公園には落ち葉がちらほら。

もう少ししたら、銀杏が黄金色になるでしょう。

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森の町役場

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あっという間に10月です!

ちょっと暖かさが戻って、私も復活!

とある晴れた日、「府中市郷土の森博物館」に行って来ました。

大正10年に竣工した町役場が可愛かった。

洋風建築だけれど、裏には和風建築が付属しているあたり、
当時の建築の姿がしのばれます。

6月に行った「軽井沢タリアセン」内にある
「明治四十四年館」になんとなく、ムードが似ているかも。
あちらは昔、郵便局。

当時の地方の公共施設ってこんな感じだったんですね。

こうやって今見ると、
昔の町並みは、
絵本の中の町並みみたいに可愛いです。

秋はあちこち行けるといいな。

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