深大寺蕎麦

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秋晴れです。
11月なのに今週は日中、暖かい!

そんな訳で
とある、気持ちのいい青空の日、
「ゲゲゲの女房」のロケ地、
深大寺へ行って来ました。

まだまだ、混雑しているかな〜と、恐れつつ・・・。

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訪ねてみると、思ったていたより静かでした。
混雑しそうな日時を避けて行ったので、
よかったのかも。

参道には修学旅行を思い出しそうな
レトロなおみやげ屋さんと
蕎麦屋が沢山。

参道をちょこっと覗いたり、端っこの蕎麦屋さんで
お蕎麦を食べて帰ったことはありますが、
深大寺にちゃんと来るのは初めて。

思ったより、狭いエリアでしたが、
緑が多く、風情があって、よかったです。

バス停から参道に入って直ぐ左に「鬼太郎茶屋」

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でも、「鬼太郎茶屋」はお客さんで
ごった返していて、近寄れず・・・。

遠巻きに記念撮影。

目玉親父のツリーハウス(?)もありました!

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蕎麦屋は、昼ごはん時を過ぎていて空いていました。

しかし、どこも良い感じで、
どこに入るか、かなり迷う・・・。

月見蕎麦をいただきました。

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バルビゾンの「武蔵野」の森

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風が日に日に冷たくなってきましたが、
木々が美しく色付いてきています。

府中市美術館の
「バルビゾンからの贈りもの」展に行って来ました。

バルビゾンというのは
フォンテーヌブローの森の中にある村の名前です。
主にそこで自然をテーマに描いた
画家達のことをバルビゾン派といいます。

今から150年〜200年程前の当時、
風景画は新しいジャンルだったようです。

ルソーやミレーの絵がありました。

展覧会ではフランスのバルビゾン派に学んで、
自然を描いた日本の風景画家たちの絵も数多く展示されていました。

彼らは、武蔵野の地にバルビゾンの面影を感じ、
風景を描き留めたそう。

100年前に、バルビゾンと武蔵野が
絵画で繋がっていたなんて、
知らなかった!

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バルビゾン派に学んだ、
日本人画家によって描き出された
武蔵野の風景は驚きの連続でした。

今なら姉妹都市になるんじゃないかと思うぐらい、
バルビゾンと武蔵野の村の景色が重なっていて・・・。

「なぜ、バルビゾンに着物姿の人が?
あ、違う、これは武蔵野の森だ・・・」と
確認しながら絵を見ました。

武蔵野の森って、昔は本当に豊かな森だったんだな・・・。
フォンテーヌブローの森にも負けない大自然。

美しい・・・。

年々、道路や宅地に変わって、
消えていく緑を見続けていると、
東京に武蔵野の森があったことすら忘れてしまいそうですが・・・。

美術館を出ると、色づいた桜の木。

100年後にもこの木は残さなきゃと、強く思って帰りました。
まだ、武蔵野の森の面影が残っているうちに。
跡形も無く消え去って、
過ぎ去った風景になってしまわないように。

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