庭園日和

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梅雨入りして、ジメジメ。
体調管理が大変な季節です。

でも、この日は庭園日和でした。

奥湯河原の旅館のような佇まいですが、
実はご近所の日本庭園の門。

ちょっぴりお散歩をしました。

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花菖蒲やアジサイが見頃でした。

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いいな・・・。日本情緒。

近いうちに、本当に湯河原に
行きたいな・・・。(温泉に入りたい。暑いけど。)

湯河原といえば、西村京太郎さんの
記念館があるらしいですね。

只今、湯河原情報を収集中。

それにしても、現役の作家さんでありながら
大きな記念館を建ててしまうなんて
凄いな〜。
さすが、大人気作家。

私も見習ってこのブログをもうちょっと何とかしないと・・・。

日記以外のコンテンツの充実を・・・。
頑張って更新します・・・。
・・・そのうちしたいと思っています・・・・。

明日は、NHK教育 『グラン・ジュテ 〜私が跳んだ日〜 』を見なくっちゃ!
日本介助犬協会事務局長の高柳友子さんが出演されるそう。

『Flower〜フラワー〜』の取材に協力していただいた
シンシアやエルモ、木村佳友さんもちょこっとテレビに映るらしいです。

「グラン・ジュテ」は女性にお勧め。
私も好きで時々見ている番組です。

輝いて活躍している女性の
人生の分岐点、飛躍のきっかけを追う番組。

楽しみ!。


クラシックホテル

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軽井沢、後編。

軽井沢は久しぶりだったので、
旧軽井沢あたりも散策しました。
木造の可愛い観光会館を出発。

『ショー記念礼拝堂』
『日本基督教団軽井沢教会』
『つるや旅館』

お馴染みの
旧軽井沢の町並みを観た後、

三笠通りの落葉松並木を抜けて
重要文化財『旧三笠ホテル』へ・・・・。

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森の中に佇むクラッシックホテル。

明治38年に竣工。
アメリカで設計を学んだ岡田時太郎の設計。
木造純西洋式のホテル。
でも、これも、全て日本人の手で造られています。

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もう少し早く(明治時代に)生まれて、
三笠ホテルの営業中に宿泊してみたかったな・・・。

日を改めて、
他にも『軽井沢タリアセン』の中にある
国の登録有形文化財の『明治四十四年館』(旧軽井沢郵便局)
旧朝吹山荘『睡鳩荘』
有島武郎別荘『浄月庵』
等にも行きました。

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のんびり滞在しつつ、
色々観てきました。

でも、行き損ねたところも多数・・・。

我が家と軽井沢を・・・、いや、世界中とを、
『どこでもドア』で繋げて下さい、ドラえもん。


『旧中込学校』

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近代建築の中で、面白いのは、『擬洋風建築』。

外国人の建築家、
あるいは、日本人でも妻木頼黄や、辰野金吾のように、
正規の西洋建築を学んだ建築家達が
建てた西洋建築とは別に、
日本人の棟梁や職人達が見よう見まねで立てた
洋風建築を『擬洋風建築』と言う。

現存しなくて残念だけど、明治初期に建てられた
『第一国立銀行』の
威勢のよさったら、もう、天晴れな感じ。

『旧中込学校』(明治8年落成)も、『第一国立銀行』より、
規模は小さいけど存在感は凄い。
最も古い擬洋風の学校建築の一つだ。

「西洋建築の建て方なんか知らねーよ。
知らねーけど、俺達にだって、似たようなものは造れらー」

て、言ったかどうか知らないけど、
腕に自信のある棟梁達が、
文明開化の風に乗ってやてきた西洋建築を
見よう見まねで自ら建てていった。

都市の西欧化を進めていた、
政府の指導も万全には届かない
民間や地方の街で。

なので、『擬洋風建築』は、正規の西洋建築とは違って、
和と洋が絶妙に入り混じっている。

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『旧中込学校』の
八角形の塔の天井には、方位図がかかれ、
それぞれの方角に、八方の山の名前が記されている。

そして、山の名前の外側に、東京等、国内の都市の名前。
さらに、その外側には外国の都市の名前が記されている。

子供達は、決して肉眼では見えないけれど、
きっと、見える気がして、塔の上から遥か遠く、
行ってみたい国の方角をワクワクしながら眺めたんだろうな。

都会から離れた村の子供達にも、
文明開化を肌で感じさせ、
この空が世界に繋がっている事を
教えようとした、当時の大人達の心意気を感じる。

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私が行った日は、地元の小学生達が、
先生に連れられて、写生に来ていた。

こんな学校が我が町に残っているなんて誇りだよね。

見に来られてよかった。


雑草

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芝生の雑草を抜かなきゃ・・・と、
思っていた今日この頃。

が・・・、雑草を真近でみると・・・。

可愛いやつが・・・・。

うむむ・・・、
「このままで良いのでは?」
と、悩む今日この頃。

朝になると、芝生(かつては)だったあたりに
一面に咲く、黄色い花。

『カタバミ』って名前らしい。
しかも、花言葉は
『輝く心』だって・・・。

抜けぬ・・・。
いや、抜かねば、芝生が・・・。

今日、一つ年を取ります。


オールディーズ

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ノーマン・ロックウェルの絵を見ると、
何故か、オールドファッションのドーナッツを食べたくなる。

私の中の、ノーマン・ロックウェルは、
いつも、ほんのり甘い、手作りドーナッツの味。

古き佳き時代の理想的なアメリカを描く彼の絵は
合衆国市民のハートをつかむと共に、
現実には存在しない理想主義のアメリカと、
批評されたこともあるらしい。

事実、切り取られた風景の数々は、
彼の演出で再現され、
モデルがポーズを取った、虚構の場面。

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でも、

『人間は、見たことも無いものは描けない。』
そう言ってたのはどこかの学者だったかな・・・。

例えば、お化けにしろ、何にしろ、
空想の産物はいつも現実にある何かに似ているそう。

人間の想像には、限界があるそうな・・・。
と、言うより、現実はいつも想像を超えているのかな?

ノーマン・ロックウェルはどんな目で
アメリカを見てたんだろう。
そしてどんな心で、見てきた数々のシーンを
切り取って、カンバスに再現したんだろう。
描かれているのは、確かに彼が見た物。

『オールディーズ』なのは、
「彼の絵」ではなく
「彼の心」?

・・・いや、
彼の絵に惹かれる人々には
今も全てがリアルなのだと思うけど。

晩年の彼の絵はもっと鋭くシビアになっていった。

どちらの彼の絵も私は好き。

美術館を出て一巡り、美術館のある公園をお散歩。

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見慣れた、カフェの看板が、
『オールディーズ』に見えるのは、
私がロックウェルの魔法にかかったからかしら?


ストロベリー

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お天気が続いています。
梅雨入りする前に
行きたい所が山程あるけれど、
毎日出歩くのは残念ながら無理。

でも、家で過ごす一日も
快晴だといいものです。
洗濯物も早く乾くし(笑)。

苺を摘みました。

母屋の庭で育った苺。
食べごろになった実を3個頂きました。

風に受粉をまかせた、自家製苺。
苺の実は赤いのに花は純白。

頂き物のお菓子と一緒に、
器に盛ると、千疋屋にも負けない(?)
立派な苺に見えるような・・・気が(笑)。

ありがたく頂きました。

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取水塔

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日本で一番美しいと言われる取水塔を見に行って来ました。

すごく久しぶりに行ったら、
見事に整備された美しい公園に変わっていてびっくり。

バギーのママと子供達や
デイホームから来たらしい、
車椅子のお年寄りとヘルパーさん達が
のんびりとお散歩していました。

ドーム屋根が美しい
ネオ・ルネッサンス様式の
取水塔(手前)は大正14年に完成。

遠く対岸には、舞い降りた巨大なUFOに見える
西武ドーム。

第2次世界大戦中、
この貯水池の古い堰堤(池をせき止めている部分)は
空爆を避けるためコールタールで黒く塗られ
カモフラージュされていたそう。

この空の上を爆撃機が飛んでいたなんて
とても想像つかない静かな午後。

平和を噛みしめてお散歩してきました。

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そして・・・


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