府中市美術館で只今開催中の「藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画―」に行ってきました。
まずは、美術館の外のベンチでランチ(お弁当)を頂きました。
秋晴れでした。
空が高いなぁ。
ベンチに先客。
トンボ数匹。
「藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画―」は藤田嗣治の作品世界の全貌が展示されています。
ある時期の作品だけではなく、藤田の創作の軌跡が全て分かる展示となっていました。
藤田嗣治は好きな画家のひとりだったので、彼の作品も生涯も、ある程度知っているつもりでしたが、戦争画を観るのは初めてでした。
東と西、フランスと日本の狭間でこんなにも活躍し、これほど苦悩していたなんて…、いろいろと考えさせられました。
このリーフレットの絵は戦争画の後に描かれた藤田の代表的な作品。
私は藤田が晩年に描き続けた、子どもの絵が大好きです。
「藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画―」は12月11日まで開催されています。
前期と後期で一部、展示の入れ替えがあるようなので、私もまた、後期に行きたいなぁ。
そして、府中市美術館の公開制作、谷山恭子さんの作品、先月、観たときは、まだ製作途中だったのですが、完成していました。公開制作は制作過程が見られるので面白いです。
さらに、アップしそこねていましたが、先月は常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」も観てきました。
府中市美術館、やっぱりいいな~。