冬本番、すっかり出不精になっていますが、少し前の某日、ご近所の小さな美術館へ行ってきました。
はけの森美術館で開催中の「風景への視線-郡山市立美術館所蔵近代イギリス風景画展」です。
開館10周年記念の展覧会でした。
府中の森美術館でリーフレットを見て、行きたい!と思っていたので、見に行けて良かったです。ジョン・コンスタブルの銅版画がお目当てでした。
他にもターナーやゲインズボロなど、イギリスの風景画を語る時、外せない画家たちの作品が。
『イラストレーティッド・ロンドン・ニュース』の特派員として幕末に来日したワーグマン等、日本とかかわりの深い画家の絵も。
ウィリアム・パーソンズの《箱根の秋》は、秋風にたなびくススキと青い空が平和で穏やかでした。
こちらは図録。
小さな美術館の小さな展覧会でしたが、間近にゆっくりと作品を観ることができ、近代イギリス風景画の流れをたどれて面白かったです。