箱根のmuseum巡り、おまけブログです。
今回はmuseumではなく、おやつと建築探訪。
芦ノ湖のほとりに建つ、ザ・プリンス箱根を訪れました。
ホテルの本館は、世界平和記念聖堂(国の重要文化財)を設計した建築家・村野藤吾の晩年の代表作で、1978年に箱根プリンスホテルとして建てられました。
1980年に第21回BCS賞受賞、2007年に大規模改修され、第21回BELCA賞(ロングライフ部門)に輝いているそうです。
とても好きなホテルの一つです。
円形の客室棟が2棟、木々の間に配置され、エントランスのある中央棟も、周囲の樹木を超えない高さに抑えられ、湖畔の景観を損なわないよう配慮されています。
湖畔のお散歩道は、湖の際、ギリギリを歩くことができます。
建築に詳しいわけではありませんが、リゾート建築で、自然環境を守ることがいかに大事かということは、訪れると分かります。
リゾートで、「あの建物邪魔だな~」と思うか、「あの建物を訪れてみたい」と思うか。
訪れてみたいと思う建物は、環境と調和しているように思います。
ラウンジのテラスで、イチゴのスィーツを頂きました。
本館の通路は、このホテルの中で、とても印象的な場所。
強いインパクトを放つレッドカーペットと、カーブを描いて上昇するツキ板天井。
優雅で荘厳。
ガラスの向こうに見える緑が、非日常的な場所に来たことを実感させてくれます。
男女問わず、魅かれるホテルだと思います。