某日、久しぶりの快晴。
青空に誘われて、府中市美術館「ファンタスティック―江戸絵画の夢と空想」展に行ってきました。
美術館の入り口で、満開の桜が出迎えてくれて、もう桜!?と、一瞬びっくりしましたが、ソメイヨシノより早く咲く「大寒桜」でした。
美術館前の桜並木はまだこの通り。
けれど、一本だけ咲いている様子は、まさに今回のタイトルのように「ファンタスティック」!!
美術館の中では、江戸時代の絵画が「ファンタスティック」というキーワードで、いくつかのテーマに分けて展示されていました。
天空の月や雲、目に見えぬや神や仏、見たことのない外国、などなど、当時の人々が「ファンタスティック」と感じたものを、画家たちがいかに描いたか…。
円山応挙の「雪中月図」は本当に見事な美しさ、心が澄み渡るような、ファンタスティックでした。
「南蛮屏風」はワクワクするようなファンタスティック。
歌川国芳や、仙台藩(伊達氏)の藩主が描いたファンタスティックな絵もありました。
「ファンタスティック―江戸絵画の夢と空想」展は、前期が4月10日まで、後期が4月12日~5月8日まで、府中市美術館にて開催中です。
前期と後期で作品の展示替えがあるようなので、後期もぜひ行かなくちゃ!!