某日、快晴の梅見頃。
新しいメガネを買いにいった帰り道、梅の花咲く公園に寄り道しました。
梅の種類の多さに驚きながら、園内を少しだけ散歩。
青空の中に点在する、紅梅と白梅と松の緑の対比が見事でした。
こちらは、野梅性一重の「芳流閣」という名の梅。
「芳流閣」といえば、『南総里見八犬伝』に登場する建物ですが…、この梅の名前の由来でしょうか?
架空の建物ですが、錦絵に何度か描かれています。
月岡芳年の「芳涼閣両雄動」(竪二枚続)明治18年 が私のお気に入り。
「芳涼閣」=「芳流閣」です。
で見られますので、よかったらどうぞ。
桃や桜にくらべて、梅は清楚で凛としたイメージがあります。
少しクールな印象も。
まだ、冷たい風が残る季節に、最初に咲き始めるからかしら。
ダークカラーの冬の公園で、梅林のエリアだけが、パステルカラーに染まっていました。
春はすぐそこですね。