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小渕沢にある、中村キース・へリング美術館です。

八ヶ岳エリア、清里と蓼科は訪問済みでしたが、小渕沢は実は初めての訪問でした。

良いところでした!

 

美術館の駐車場で、ご年配の紳士から「山だから涼しいと思って来たけれど、暑いね~」と声をかけられ、「本当に暑いですね~」と返し、汗を拭く…。

涼しいところに行ったつもりでしたが、この日の八ヶ岳は暑かったです(笑)。

でも、初対面の人と、気軽に挨拶できるのが山の良いところ。

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美術館の中はクールでしたが、キース・へリングのアートはホット!熱かった!

建物は建築家の北川原温さんの設計です。

八ヶ岳の起伏が利用された、明暗や緩急のある空間を体感!

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キース・へリングは1980年代初頭に、NYの地下鉄構内で、黒い紙が貼られた黒板のような広告板に、チョークで描く活動を開始。

瞬く間にそのアートは世界に広がり、日本でもブームが沸き起こりました。

ポップショップのオープンやエイズ・HIVの予防啓発活動等、彼の活動を記憶している方も多いと思います。

 

キース・へリングのアートはライブ感がたっぷりありました。

とんでもなく、ありました。

作品が溢れ出てくる瞬間に出会っている感じ。

 

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展覧会のテーマは「MULTIPLEXISM ―多重化する二〇〇〇年代以降のキース・へリング像―」。

多重性を切り口にキース・へリングの多彩な作品が再検証されていました。

〈未来〉〈ファッション〉〈エイズ〉〈子ども〉〈日本文化〉〈歴史〉の6 つのテーマに沿い、彼の活動の軌跡とそこから浮かび上がる作家の思考回路が追われています。

ネット社会以前の表現者であったキース・へリング。

しかし、その「思考の出力(表現)方法は、驚くほど多様で、まるで今日のネットワークシステムのよう」であるという気付きや、縄文の土偶と対峙させた展示が面白かったです。

 

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そして…ミュージアムカフェで、水分補給。

 

1980年代がいっぱい詰まっている空間。

美術館の外には青い空。

暑くて熱い一日でした。

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「MULTIPLEXISM」は2016年1月4日(月)まで開催されています。

(*館内の写真は撮影可の場所のみ写しています)