7月某日、真鶴半島。
神奈川の景勝50選に選ばれた、名勝三ツ石。
崖の下まで降りられず岬から撮影。
うす曇の空でしたが、かえって、風情があったかも。
岬の中ほどにある中川一政美術館を訪ねました。
97歳とご長寿の画伯でしたが、
とても90代で描かれたとは思えない
力強い筆遣いと色彩の絵が多数。
迫力のある福浦港の絵と
薔薇の絵
勢いのある魚の絵が印象的。
中川一政さんは油彩だけでなく
書や陶芸など、幅広く活躍なさった芸術家ですが、
21歳の時、最初に書いた絵が、
大正〜昭和初期の洋画家
岸田劉生さんに見出され、画家を志したそう。
美術館を訪ねていくと
画家達の交流の足跡を辿る旅にもなって楽しいです。
モダンな美術館でした。
絵に描かれた「福浦」の港を訪ねた後、湯河原へ・・・。