江戸東京たてもの園

午前中の用事が終わり少し時間があったので、「江戸東京たてもの園」でお昼ご飯を食べました。

「江戸東京たてもの園」は現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示している「江戸東京博物館」の分館です。明治~大正時代の建物もあり『チ・カ・ラ』制作の際、集英社に許可を取ってもらって、当時の建物や暮らしの様子を参考にさせていただきました。

園内をゆっくり巡る余裕はなかったのですが、デ・ラランデ邸(武蔵野茶房)で、ハヤシライスをいただいて、食後のお茶。

こちらは『チ・カ・ラ』にもちょこっと登場した「午砲」。明治4年から昭和4年まで、皇居内旧本丸で正午を知らせる空砲を発射し「お昼のドン」として親しまれていた大砲です。以前は無かったテントの屋根で覆われていました。

久しぶりに訪れましたが、別荘地のような緑の景観の中でゆっくりお昼をいただけました。


お知らせ

 

キャンペーンのお知らせです。

本日、5月1日から10日まで「異世界の溺愛ヒーロー大集結!!」特集にて、『チ・カ・ラ』1巻と2巻が無料となっております。各デジタル書籍店にてご確認の上、ご利用ください。

『チ・カ・ラ』は只今10巻まで発売中です。よろしくお願い致します!


#近代建築 in『チ・カ・ラ』⑪東京駅警備巡査派出所

久しぶりに「近代建築 in『チ・カ・ラ』」の更新です。『チ・カ・ラ—天空の雪—』第18話で、千華羅が関東大震災後の取材に奔走しているシーンで出てきたこの建物は「東京駅警備巡査派出所」です。当時、東京駅、丸の内側広場の中央にありました。震災後は本当に「尋ね人」等の張り紙で壁が埋め尽くされたそうです。

警視庁の設計で東京駅と同時期に竣工したと伝えられているそうですが、平面が隅切り八角形だったり、正面の半円のペディメントや化粧煉瓦の色とデザイン等、大正3年に辰野金吾の設計で竣工した東京駅舎の意匠との調和がとられていることがうかがえます。当時の版画や写真にも残っており確認することができますが、実物が博物館明治村に移設されていますので、明治村を訪れた方は是非ご覧になってください。


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