5月、blogがなかなかアップできませんでした。
ごめんなさい。
5月のお茶のお稽古です。
お花は、宝鐸草(ホウチャクソウ)、都忘れ二種、姫空木(ヒメウツギ)、令法(リョウブ)でした。
朱塗、桐の絵の香合。
楽しく学んできました。
そして…、
本日、『チ・カ・ラ―天空の雪—』第10話公開です。よろしくお願いいたします。
それから、6月24日(月)発売の、「ザ・マーガレット」8月号に、『チ・カ・ラ—天空の雪―』の第2話が掲載されます。
第1話は、ほぼ、既刊の『チ・カ・ラ』1巻、2巻のあらすじなので、第2話が掲載されることになりました。
デジタルマーガレットのプロモーションも兼ねた、再掲載です。
雑誌掲載を想定せずに執筆していましたので、画面の構成が雑誌向きではないのですが、編集部の方々が、工夫して、読みやすくしてくださるそうなので、是非、読んでくださいね。
実は、私は『ザ・マーガレット』創刊号で、デビューです。
昭和デビューの漫画家が、大正を描いて、令和の「ザ・マーガレット」に載せていただきます!
単純に嬉しい!
時代を超えて、読んでいただけたら嬉しいです。
『チ・カ・ラ』は、コーラスで連載していた作品なので、マーガレットの読者層(中・高校生)向けの少女漫画よりも幅広い年齢層を意識して、描き始めた作品ですが、時代や年齢の壁だけでなく、性別の壁も取っ払って、男女問わず読んでいただきたいと願っています。
10話からは、本来、描きたかった「関東大震災」の物語に入っていきます。
このブログでも、以前、綴りましたが、『チ・カ・ラ』は関東大震災を物語の中心に構想していました。私の父方の曽祖父、祖父母と母方の祖父が関東大震災で被災しており、当時父方の曽祖父と祖父は新聞人でもありました。母方の祖父も後に、地元で新聞記者の仕事をしますが、関東大震災の被災当時は、早稲田の学生。蛮からだったそう。それらのいろいろなイメージを織り込んで物語が生まれ、風呂敷を広げている途中で、連載打ち切りが決まり、関東大震災を描くことなく終了しました。
その後、『東日本大震災』が起こり、「いつか、『チ・カ・ラ』の続きを描きたい」と思っていた私の思いも一度は封印されました。
『東日本大震災』直後はあまりの被害の大きさに、とても「震災」の物語を描く気にはなれなかったのです。
今、なぜ、描くのか…。「伝えたいので描く」としか、今は言えません。
多くの方々の力をお借りして、最後まで描かせていただきます。
読んでください。
『チ・カ・ラ—天空の雪―』の再スタートを、よろしくお願いいたします。