☆【24色のメッセージ】 作品のあらすじ☆
兄の優一が亡くなって5年、遺作展の話が持ち上がり、
詩織はかつて恋人だった佐伯一馬と再会する。
佐伯一馬は、優一の美大時代の同級生で、
以前は家族ぐるみの付き合いがあった。
しかし、優一の死をきっかけに
詩織は一馬と別れ・・・・。
―5年ぶりに再会した一馬の想い、
5年前に凍ってしまった詩織の心。
5年前の詩織の20歳の誕生日に
24色の絵具をくれた優一の想いが交差し重なりあう
過去から未来への物語―。
2007年 別冊コーラス掲載(読みきり長編80p)マーガレットコミックス(コーラス)
「横濱キネマシーナリー」 収録
⇒登場人物紹介とピックアップシーンは続きを御覧下さい。
☆【24色のメッセージ】 作品の登場人物紹介☆
佐伯一馬
人気イラストレーター、アートディレクター。デザイン事務所を構える。優一の美大時代の同級生。美大時代は優一と同じ油絵科で落ちこぼれだった。明るい絵を描く。賑やかで楽しいことが好き。
加藤詩織
優一の妹。中学生の時、一馬に出会う。17歳から兄には内緒で一馬の恋人に・・・。兄の静かで透き通った絵を子供の頃から好きだったが、やがて、明るく暖かな一馬の絵にも惹かれるようになる。
加藤優一
子供の頃から身体が弱く、絵を描く事が何よりの自己表現。静かで、透き通った青の絵を描く。美大時代は優秀な学生だったが、卒業後スランプに・・・。やがて、謎の死を遂げ、遺された絵から自殺だという噂がたつ。
☆【24色のメッセージ】 ピックアップシーン☆