ミステリーツアー・その1

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ちょっぴり、朝、夕は涼しくなってきましたが、
まだまだ、暑い日が続いてますね。 

脳みそ溶けないのが不思議だ・・・。
エアコンが苦手な私は、
部屋の中も、ちょっと動くと暑いです。
(倒れない程度に冷やしていますけど)

・・・・「そうだ、どこにいても暑いなら、
こんな時こそ旅行だ〜!!(?)」と、
某日、秘密の場所に時間旅行に行って来ました。

いや、全然秘密になってない有名な場所ですが(笑)。

とあるテーマを辿って、
のんびり宿泊しながら巡って来ました。

・・・いえ、近くなんですが、
暑いし、日帰りで体力消耗したくないと・・。

・・・って、いうか、遠出する資金がないから
近場で旅行気分を楽しもうっていうか・・・。

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スタートはこちらのお屋敷。

さて、何をテーマに巡っているでしょう?

詳しくは、徐々に明らかに・・・?
(ミステリーツアー・その2へ続く。)

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ふう・・・・(暑い)、

今日はこの辺で・・・。


リゾート

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夏になると、公園や、
近所のお宅のお庭に咲く
オレンジの花。

なんとなく、リゾートっぽい感じがして
好きなんですが、
ノウゼンカズラと言う名前らしいです。

昔は、庭に咲く夏の花って言うと
ヒマワリかアサガオが定番だったような気がしますが,
最近よく見かけるのは、
ピンク色の花をさかせる百日紅(サルスベリ)か
ノウゼンカズラ。

暑い日々が続いてますが、
花に誘われて、
数分間(笑)、屋外へ・・・。

暑い・・・・。

ノウゼンカズラの棚の下で
南国リゾート気分を満喫(?)。

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赤レンガ

東京国立近代美術館(工芸館)に行って来ました。

色ごとに分けられた、
着物や壺、美しい工芸品が
展示されていて、見ごたえありました。

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逆光で、撮影に苦労しましたが、(笑)
ヨーロッパのお城みたいなこの建物は、
明治43年、陸軍技師 田村鎮の設計により、
近衛師団司令部庁舎として建てられたもので、
1970年代に保存活用工事が行われ美術館となりました。

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建物にも興味があって、訪れた工芸館。

明治時代の官庁建築って、こんな感じだったんだそうです。

丸の内とか、霞ヶ関に昔はこんな建物が
沢山あったんですよね。

時代によって、あるいは、
日本の歴史をどうとらえるかによって、
壊されたり、保存されたり、
建物の価値や扱いは、変わるものだけれど、
こうして観ることができてよかった。

その時代のいろんな思いを感じる。

長く、放置された時代を経て、
現在は、重要文化財になっている工芸館です。

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ちょっと、一服。

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工芸館の日記を書く前に、
ちょっと一服。

パウンドケーキを焼きました。

つい最近、ケーキ作りの趣味が復活。
お手軽手作りケーキにはまってます。

実家におすそ分けに持って行って、
ついでにお茶を頂いてきました。


3D

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某日、東京国立近代美術館に行って来ました。

「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展は
7人の建築家達による美術展。

珍しく写真撮影オッケーの展覧会でした。
ルールを守ればブログにもアップして良しとの事だったので、
作品の一部をご紹介します。

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アトリエ・ワン 
《まちあわせ》
「建築はどこにあるの? 
7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

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中村竜治 
《とうもろこし畑》 
「建築はどこにあるの? 
7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館
左下:伊東豊雄 《うちのうちのうち》
「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

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右上:中村竜治 《kuma》
「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

作品は、内部に入り込んで体感するものや、
逆に、入れそうで入れないもの、
ガリバーになった気分になるもの、
観客もアートと一体化するもの、
異空間を感じたり、細かさに驚いたり。

立体の美。
無駄のない美しさ。

建築は3Dだから、背中でも感じた。
作品に包みこまれる感じでした。

体感型のちょっと異質な美術展で面白かったです。

絵画は2Dで
視界いっぱいに広がる感じだし、
(・・・ずっと観てると、飲み込まれるけど)

文学は胸を突き抜ける。時折、突き刺さって留まる。

それぞれに違いがあって面白い。

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美術館のカフェで休憩。

陽射しが強かったので、
外のテラスはあきらめました。

ランチタイムを過ぎたカフェは
静かで穴場でした。

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疲れたので、ちょっと休憩。
そして、この後、工芸館へ・・・。

・・・工芸館の日記はまた。


お知らせ

『作品のあらすじ&登場人物紹介』
今年3月、集英社文庫(コミック版)の
最終巻が発売された(全7巻)
【Flower〜フラワー〜】をアップしました。

発売直後に更新したかったのですが、
今日までかかってしまいました〜。

集英社文庫(コミック版)7巻に書いた
「あとがき」を読んでくださった方もいると思いますが、
ブログでも、一部をご紹介。

よろしければ、読んでください(長いですが(笑))。

日記以外のコンテンツを増やす努力を
今後も続けたいと・・・

・・・思ってはいます(笑)。


蔦の絡まる・・・。

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8月某日。

少し陽射しが弱くて涼しかった日に、
横浜開港資料館に行って来ました。

デジカメを持っていくのを忘れて、がっくり。
画像が悪いけれど、ケータイのカメラで撮影しました。

横浜開港資料館はお気に入りの場所。
写真の旧館は旧英国総領事館で、昭和6年(1931)に建てられたそうです。

蔦の絡まりぐあいが、いい感じだな・・・。

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この日は、「横浜山手 コスモポリタンたちの1世紀」展を観てきました。

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そして、帰り道、すぐ側の横浜税関(通称クィーン)にも、ふらりとお邪魔。
ずっと、入ってみたくて機会を逃していた、
クィーンの広場に行って来ました。

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偽造ブランドグッズあてクイズ(?)が面白かった。

過去にキング(神奈川県庁本庁舎)と
ジャック(横浜市開港記念会館)も アップしてるから、
これで、このブログにも横浜三塔がそろった事に・・・。


夕暮れ湖畔

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尋常じゃない暑さが続いて、

日中の外出がままならない今日この頃。
夕暮れ時を待って、近所の公園に出かけました。

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陽が沈むまで、湖畔のベンチでまったり。

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日没。

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今日も一日お疲れ様。

湯河原・天野屋

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7月某日、湯河原へ行って来ました。
目的は温泉。
そして美術館。

この川のほとりに
かつて名だたる作家や画家、
文化人達が愛した、由緒ある『天野屋』という
旅館がありました。

階段などに、僅かに、古き佳き時代の面影を残す
かつての「天野屋」本館は、
現在『町立湯河原美術館』となり、
文藝春秋の表紙でも有名な日本画家、
平松礼二さんをはじめ、
湯河原ゆかりの作家達の
作品を展示する美術館となっています。

そこで、竹内栖鳳の絵を見てきました。

竹内栖鳳は、
「東の横山大観、西の竹内栖鳳」と謳われた
戦前の京都画壇を代表する日本画家です。

今から15年程前でしょうか、
ご縁があって、京都の嵯峨にある
栖鳳の別荘、「霞中庵」に招かれ、
数多くの栖鳳の絵を見せて頂いた事がありました。

それ以来、栖鳳は私にとって、特別な日本画家になりました。

『天野屋』は、その、竹内栖鳳が、
病気療養の為、湯河原に赴き、
その後、その一角に住居と画室を構え、
制作に励み、そして、永眠した旅館でもあります。

美術館には
栖鳳の作品も展示されていました。

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竹内栖鳳の絵には、
日本画でありながら、ローマの古城など、
西欧の建物や風景が描かれたものがあります。

栖鳳は1900年のパリ万博視察の為に、
訪れた西欧諸国で、コローやターナー等、西欧絵画の影響を受け、
伝統的な日本画の中に、貪欲に西欧絵画の特質を取り入れ、
新しい画風を作り上げたといわれています。

幕末に生まれ、明治〜大正を生き、
戦前に亡くなった、偉大な画家。

戦後生まれで当たり前に欧米文化の中で育った私。

横山大観や竹内栖鳳ら日本画家よりも、
ピカソやモネ、セザンヌ等、西洋画家の方を身近に感じる事が多い
環境に育った私ですが・・・。

日本が失ったもの、得たもの、守り抜いたもの、
変えたもの、新たに生み出したもの・・・。

計り知れない変化の時代を体験した、
栖鳳が我々に遺してくれたものを観てきました。


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