ちょっと、一服。

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工芸館の日記を書く前に、
ちょっと一服。

パウンドケーキを焼きました。

つい最近、ケーキ作りの趣味が復活。
お手軽手作りケーキにはまってます。

実家におすそ分けに持って行って、
ついでにお茶を頂いてきました。


3D

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某日、東京国立近代美術館に行って来ました。

「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展は
7人の建築家達による美術展。

珍しく写真撮影オッケーの展覧会でした。
ルールを守ればブログにもアップして良しとの事だったので、
作品の一部をご紹介します。

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アトリエ・ワン 
《まちあわせ》
「建築はどこにあるの? 
7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

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中村竜治 
《とうもろこし畑》 
「建築はどこにあるの? 
7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館
左下:伊東豊雄 《うちのうちのうち》
「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

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右上:中村竜治 《kuma》
「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」
東京国立近代美術館

作品は、内部に入り込んで体感するものや、
逆に、入れそうで入れないもの、
ガリバーになった気分になるもの、
観客もアートと一体化するもの、
異空間を感じたり、細かさに驚いたり。

立体の美。
無駄のない美しさ。

建築は3Dだから、背中でも感じた。
作品に包みこまれる感じでした。

体感型のちょっと異質な美術展で面白かったです。

絵画は2Dで
視界いっぱいに広がる感じだし、
(・・・ずっと観てると、飲み込まれるけど)

文学は胸を突き抜ける。時折、突き刺さって留まる。

それぞれに違いがあって面白い。

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美術館のカフェで休憩。

陽射しが強かったので、
外のテラスはあきらめました。

ランチタイムを過ぎたカフェは
静かで穴場でした。

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疲れたので、ちょっと休憩。
そして、この後、工芸館へ・・・。

・・・工芸館の日記はまた。


お知らせ

『作品のあらすじ&登場人物紹介』
今年3月、集英社文庫(コミック版)の
最終巻が発売された(全7巻)
【Flower〜フラワー〜】をアップしました。

発売直後に更新したかったのですが、
今日までかかってしまいました〜。

集英社文庫(コミック版)7巻に書いた
「あとがき」を読んでくださった方もいると思いますが、
ブログでも、一部をご紹介。

よろしければ、読んでください(長いですが(笑))。

日記以外のコンテンツを増やす努力を
今後も続けたいと・・・

・・・思ってはいます(笑)。


蔦の絡まる・・・。

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8月某日。

少し陽射しが弱くて涼しかった日に、
横浜開港資料館に行って来ました。

デジカメを持っていくのを忘れて、がっくり。
画像が悪いけれど、ケータイのカメラで撮影しました。

横浜開港資料館はお気に入りの場所。
写真の旧館は旧英国総領事館で、昭和6年(1931)に建てられたそうです。

蔦の絡まりぐあいが、いい感じだな・・・。

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この日は、「横浜山手 コスモポリタンたちの1世紀」展を観てきました。

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そして、帰り道、すぐ側の横浜税関(通称クィーン)にも、ふらりとお邪魔。
ずっと、入ってみたくて機会を逃していた、
クィーンの広場に行って来ました。

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偽造ブランドグッズあてクイズ(?)が面白かった。

過去にキング(神奈川県庁本庁舎)と
ジャック(横浜市開港記念会館)も アップしてるから、
これで、このブログにも横浜三塔がそろった事に・・・。


夕暮れ湖畔

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尋常じゃない暑さが続いて、

日中の外出がままならない今日この頃。
夕暮れ時を待って、近所の公園に出かけました。

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陽が沈むまで、湖畔のベンチでまったり。

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日没。

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今日も一日お疲れ様。

湯河原・天野屋

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7月某日、湯河原へ行って来ました。
目的は温泉。
そして美術館。

この川のほとりに
かつて名だたる作家や画家、
文化人達が愛した、由緒ある『天野屋』という
旅館がありました。

階段などに、僅かに、古き佳き時代の面影を残す
かつての「天野屋」本館は、
現在『町立湯河原美術館』となり、
文藝春秋の表紙でも有名な日本画家、
平松礼二さんをはじめ、
湯河原ゆかりの作家達の
作品を展示する美術館となっています。

そこで、竹内栖鳳の絵を見てきました。

竹内栖鳳は、
「東の横山大観、西の竹内栖鳳」と謳われた
戦前の京都画壇を代表する日本画家です。

今から15年程前でしょうか、
ご縁があって、京都の嵯峨にある
栖鳳の別荘、「霞中庵」に招かれ、
数多くの栖鳳の絵を見せて頂いた事がありました。

それ以来、栖鳳は私にとって、特別な日本画家になりました。

『天野屋』は、その、竹内栖鳳が、
病気療養の為、湯河原に赴き、
その後、その一角に住居と画室を構え、
制作に励み、そして、永眠した旅館でもあります。

美術館には
栖鳳の作品も展示されていました。

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竹内栖鳳の絵には、
日本画でありながら、ローマの古城など、
西欧の建物や風景が描かれたものがあります。

栖鳳は1900年のパリ万博視察の為に、
訪れた西欧諸国で、コローやターナー等、西欧絵画の影響を受け、
伝統的な日本画の中に、貪欲に西欧絵画の特質を取り入れ、
新しい画風を作り上げたといわれています。

幕末に生まれ、明治〜大正を生き、
戦前に亡くなった、偉大な画家。

戦後生まれで当たり前に欧米文化の中で育った私。

横山大観や竹内栖鳳ら日本画家よりも、
ピカソやモネ、セザンヌ等、西洋画家の方を身近に感じる事が多い
環境に育った私ですが・・・。

日本が失ったもの、得たもの、守り抜いたもの、
変えたもの、新たに生み出したもの・・・。

計り知れない変化の時代を体験した、
栖鳳が我々に遺してくれたものを観てきました。


灼熱ティータイム

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「中川一政美術館」日記に、
続けて湯河原の日記をつけようと思ったのだけれど、
お腹が空いたので、急遽ティータイム。

パンケーキを焼きました。

キッチンに明るい陽が差し込んで、
まぶしい程の快晴。

今日は、出かける予定も無いし
せっかくならカフェに行った気分で、
お庭の木陰でお茶にしよう・・・と、
サンデッキに準備。

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が・・・。

写真を撮って、食べようとしたら、

だらだら。どくどく。

あっという間に
汗が噴出して、灼熱のティータイムに・・・。

無理・・・。

慌てて部屋に戻りました。

ぐったり・・・。
トホホ・・。

体力消耗。油断大敵。恐るべき猛暑。


中川一政美術館

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7月某日、真鶴半島。

神奈川の景勝50選に選ばれた、名勝三ツ石。

崖の下まで降りられず岬から撮影。
うす曇の空でしたが、かえって、風情があったかも。

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岬の中ほどにある中川一政美術館を訪ねました。

97歳とご長寿の画伯でしたが、
とても90代で描かれたとは思えない
力強い筆遣いと色彩の絵が多数。

迫力のある福浦港の絵と
薔薇の絵
勢いのある魚の絵が印象的。

中川一政さんは油彩だけでなく
書や陶芸など、幅広く活躍なさった芸術家ですが、
21歳の時、最初に書いた絵が、
大正〜昭和初期の洋画家
岸田劉生さんに見出され、画家を志したそう。

美術館を訪ねていくと
画家達の交流の足跡を辿る旅にもなって楽しいです。

モダンな美術館でした。

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絵に描かれた「福浦」の港を訪ねた後、湯河原へ・・・。


ありふれた夕暮れ

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平凡な一日。
ありふれた公園の夕暮れ。

犬と散歩する御婦人。ジョギングする紳士。
ベンチでまったりの御老人。帰り道を急ぐ子供。
夕焼け空を見に来た私。

カルガモの赤ちゃん。
夕日で金色に光る緑。

先週、つかこうへいさんが亡くなられたという
ニュースを思い出しながら、日暮れの公園を歩いた。

差別のない社会を願って、『いつか公平に』というを願い込めて
ペンネームを「つかこうへい」にしたとニュースで報じていた。

お亡くなりになって、初めて知った。

つかさんはご自身の体験から
『人間は差別をする生き物だ』と何かの著書で語られていて、
遺骨は日本と韓国の間の対馬海峡に散骨してほしいと
遺言に書かれていたそう。

つかこうへいさんの作品は、
映画になった「蒲田行進曲」を観たのと、
本を数冊読んだぐらいでよくは知らない。

どんな作家さんだったのかもよく分からないのだけれど、
なぜか色々考えた。

人は横の繋がりだけでは生きていけない。
いや、生きていけない人がほとんどで、
たいていの人が横だけでなく、縦の繋がりの中でも生きている。

縦‐横。
四方八方を見渡して、自分の立ち位置を確認する。

どんなに平和主義の人でも、

「できれば、人より優位に立ちたい。
たまには優越感も感じたい。」
少しはそう思う。

多分、生き抜いていく為のそれは当たり前の本能。

でも、一つ間違えると、とてつもない過ちを犯してしまう本能。

そういう本能を人は誰しも生まれながらにもっている・・・。
と、私は感じている。

みんなが公平に生きる社会を望みながら、
時には、違う本能を自分の中にも見つけたりしてしまう。

でも、

人間は、・・・・いや、「自分」はそういう生き物だと、
ちゃんと知ることから、始まる何かがあると信じて、
未来を励ましたりしてみる。

「いつか公平に」

平凡な夕暮れ。

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青。

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ゲリラ豪雨が各地で酷い被害を出していますが、
被害に遭われた地域の方々、
お見舞い申し上げます。

ようやく、奄美地方が梅雨明けしたそうですね。
早く、各地に夏の青空が来ることを祈っています。

関東地方では、ここ数日良い天気が続いていますが、
まだ、梅雨明け宣言はされていないみたい。

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私は、暑くてちょっとバテていますが・・・。

この写真は7月某日。
お気に入りの場所で。


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