「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」

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世田谷美術館に行って来ました。
スイスのヴィンタートゥール美術館のコレクション展。

ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ等、
お馴染みの画家達の作品が公開されていましたが、
なんと、出品作品90点全てが日本初公開!
いそいそと出かけてきました。

ゴッホの「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」と
シスレーの「朝日を浴びるモレ教会」がよかったな。

二つとも、本物を肉眼でみるのは初めて。

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2階展示室の
「小堀四郎と鴎外の娘 ひと筋の道」展もよかったです。

美術館はすでに秋の気配。

公園には落ち葉がちらほら。

もう少ししたら、銀杏が黄金色になるでしょう。

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森の町役場

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あっという間に10月です!

ちょっと暖かさが戻って、私も復活!

とある晴れた日、「府中市郷土の森博物館」に行って来ました。

大正10年に竣工した町役場が可愛かった。

洋風建築だけれど、裏には和風建築が付属しているあたり、
当時の建築の姿がしのばれます。

6月に行った「軽井沢タリアセン」内にある
「明治四十四年館」になんとなく、ムードが似ているかも。
あちらは昔、郵便局。

当時の地方の公共施設ってこんな感じだったんですね。

こうやって今見ると、
昔の町並みは、
絵本の中の町並みみたいに可愛いです。

秋はあちこち行けるといいな。

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武蔵野散策

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やっと涼しくなってきましたね。
昼と朝・晩の気温差についていくのがちょっと大変ですが。

某日、午後から、ちょっとだけ、武蔵野を散策。

ここは、三鷹市にある山本有三記念館。
「路傍の石」の作者が暫く暮らした家です。

お庭もあって静かないいところ。

大正15年頃建築のお屋敷らしいのですが、
設計者は不明。
でも、しっかりした建築なので、
それなりの優れた建築家による設計だと
想像されるそう。

誰が作ったんだろうな・・・。

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芝生越しにお屋敷を・・・。

庭も丁度よい広さ。
夏場はちょっと、蚊が多いですが・・・・。

ディテールのデザインもなかなか素敵。
このお屋敷は凄く好き。

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「裾野ガール」再び

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富士五湖の一つ、西湖の近くに、
かつて兜造りの茅葺屋根の美しい山里がありました。

ここは根場という所。
昭和41年に台風の被害で消滅した村が
40数年越しに再現されたもの。

日本の原風景、そのままの景色が蘇っていました。

茅葺屋根の向こうには富士山が・・・。

のどかだな〜。

都会育ちの私ですが、
こういう景色にもシンパシーを感じるのは、
やはり、日本人だからでしょうか?

まだ、中国や西欧建築の影響を受けなかった頃の
太古日本のDMAが茅葺屋根には残っている気が・・・・。

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いつか合掌造りの白川郷にも行きたいな。

富士五湖はすでに、ちょっぴりすずしげな秋の香り。
コスモスが咲いていました。

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現代アート!

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だらだらと、猛暑が終わらないですね・・・。
厳しい毎日です。
外出ままならず・・・。

涼しかった日の記憶、アップです。
ミステリーツアーのオマケ。

東京都現代美術館にも行って来ました。
館内はひんやり〜。

「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展 」をやっていました。

いえ、まだ、映画は観ていないのですが・・・。

テーマーパークのような
アリエッティの展示を抜けたら、種田ワールドが・・・。

種田さん凄すぎ!

映画美術・・・奥が深い・・・。

大人気の企画展のようですが、
ホテルから、朝、一番で行けたので、
まだ、殆ど人がいなくて、良かったです。

お洒落な美術館。
カフェも素敵。

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残暑厳しき折、
皆様、ご自愛下さい。


環八ドライブ’80

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某日、
第三京浜の玉川インターチェンジ付近で
夕焼けがとても綺麗でした。

環状八号線(通称:環八)からルート20(甲州街道)へ
夕日を見ながらドライブ。

環八には、’80年代の面影が
沢山残っている気がする。

なんとなく、懐かしい香りが・・・。

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1985年頃、環八の瀬田の辺りは、
アメリカ村と呼ばれて、
デニーズとかイエスタディなど、
お洒落な外観のファミレスが集まる人気の場所でした。
その頃、私が好きで見ていたドラマのロケなどにも使われていました。

昔は、ファミレスもデートで使える
お洒落な場所だったんですよね・・・(遠い目)。

今もデニーズはあって、
その当時の面影が少しだけ残っています。

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私の中の’80年代のイメージは
「ドライブ」と「フュージョン」。

高中正義が好きで、
ドライブ中のBGMによくかけてたかも。

当時の愛車はスカイブルーのフェスティバ。
天井がキャンパストップになっていて、全開するやつ。
何度か、漫画にも描きました(笑)。

デートも友達と遊びに行くのも車。

真面目だったので(?)
そんなに遊んでいませんが、
環八の第三京浜は
東京〜横浜への玄関口だったので、
よく走ったな・・・。

なのに、あんまりドライブデートの漫画は描いていないかも・・・。

当時、私はあまり電車に乗らなかったので、
逆に電車のデートに憧れていて、
「片道切符」のような物語が生まれたんだと思います。

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あ、甲州街道に入っちゃった。

では、環八ドライブ’80はここで終了です。

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ミステリーツアー・その4

ミステリーツアー、最後の訪問先は、旧古河庭園。

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庭園に薔薇が咲いてる時期じゃなくって残念。
でも、建物はオールシーズン威風堂々。

旧古河邸は大正時代の男爵(古河虎之助)邸です。

外観は立派な洋館ですが、
家族が集う二階には和室があるそうなんで、
日本人だな〜と、ちょっとほっとしました(笑)。

残念ながら、今回は館内には入れませんでしたが、
広大な敷地内の馬車道を通って行くと、
洋風庭園の向こうには日本庭園が・・・。

ミステリーツアーの「その1」は
実は、旧岩崎庭園(岩崎久弥邸)だったんですが、
岩崎邸にも日本庭園と和館があり、
洋館は、当時、迎賓館のように使われて、
普段は和館で生活していたそう。

和と洋が融合する邸宅。
和洋折衷住宅のルーツでしょうか?

住む人の事をちゃんと考えて、建築家が設計したんですね。

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そう・・・。
もう、お分かりの方もいるかもしれませんが、
ミステリーツアーのテーマは、「コンドルゆかりの建物巡り」です。

ジョサイア・コンドルが関わった建物を巡ってきました。

コンドルは、明治時代に政府が雇った外国人建築家で、
「鹿鳴館」等、幾つもの当時の主要な建物を設計した人です。

明治10年、イギリスから来日。
工部大学校(現、東京大学工学部の前身の一つ)の専任教師となり、
辰野金吾や片山東熊、曾禰達蔵らを育てました。

コンドルの名前や彼が作った建物は知らなくても、
彼の弟子達の作った建物ならきっとみなさんご存知のはず。

例えば、辰野金吾は、現在の東京駅や日本銀行本店を設計したし、
片山東熊は、現、迎賓館赤坂離宮(建設当時、東宮御所)を設計。
それゆえに、コンドルは「日本建築界の父」と言われる人です。

今回私が巡った、コンドルのゆかりの建物は・・・。

その1        その2           その3       その4

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・「その1」が『旧岩崎庭園』岩崎久弥邸の洋館(1896年)。

・「その2」が丸の内の『三菱1号館』(1894年)を
 2010年に「三菱1号館美術館」として復元したもの。

・「その3」は『東京復活大聖堂』通称ニコライ堂(1891年)。
 ただしこれは、ロシアで原設計がされたもの。

・「その4」は『旧古河庭園』古河虎之助男爵邸(1917年)。

個々の感想を書くと長くなるので止めます(笑)。

とても充実した時間旅行でした。

24才で来日したジョサイア・コンドルは、
日本人女性と結婚し、今も日本に眠っています。


ミステリーツアー・その3

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ニコライ堂。

聖なる場所なので、静かに写真を撮りました。

緩やかな丘の上に立つ教会。
時間を越えて美しい信仰の場所です。

前に来た時より、
また、周りの建物が高くなっていました。

今はビルの谷間に埋もれていますが、
かつては、モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院 のように、
遠く離れた場所からも、この丘の上の教会は見えたそう。

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「その1」からずっと、
とある建築家の足跡を訪ねています。
ヒントは、続きに・・・。


ミステリーツアー・その2

ミステリーツアー。 二つ目の場所はロンドン。

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かつて「一丁倫敦(ロンドン)」と呼ばれた場所。

蘇ったんですね〜。

できればオリジナルを見たかったけど、
でも、時間を越えて、蘇ってよかった。

この辺りはかつて、赤煉瓦のオフィス街でした。

「その1」のお屋敷と、ご縁のある建物です。

どんなご縁かと言うと・・・・。

・・・また、続きは、「その3」で。

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ミステリーツアー・その1

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ちょっぴり、朝、夕は涼しくなってきましたが、
まだまだ、暑い日が続いてますね。 

脳みそ溶けないのが不思議だ・・・。
エアコンが苦手な私は、
部屋の中も、ちょっと動くと暑いです。
(倒れない程度に冷やしていますけど)

・・・・「そうだ、どこにいても暑いなら、
こんな時こそ旅行だ〜!!(?)」と、
某日、秘密の場所に時間旅行に行って来ました。

いや、全然秘密になってない有名な場所ですが(笑)。

とあるテーマを辿って、
のんびり宿泊しながら巡って来ました。

・・・いえ、近くなんですが、
暑いし、日帰りで体力消耗したくないと・・。

・・・って、いうか、遠出する資金がないから
近場で旅行気分を楽しもうっていうか・・・。

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スタートはこちらのお屋敷。

さて、何をテーマに巡っているでしょう?

詳しくは、徐々に明らかに・・・?
(ミステリーツアー・その2へ続く。)

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ふう・・・・(暑い)、

今日はこの辺で・・・。


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