9月末日

9月最終日ですね。

慌てて日記をつけています。

時間がたつのが早すぎる〜。

そんなわけで9月後半のおさらい日記です。

9月後半は箱根に行ってきました。
源泉かけ流しの温泉でゆっくりするのと、
『ポーラ美術館』の
『レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ』展を
見に行くのが目的。

レオナール・フジタは
最も好きな洋画家の一人です。

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・・・ですが、
ここは『箱根彫刻の森美術館』

滞在した宿のすぐそばに
『箱根彫刻の森美術館』もあったので、
お散歩がてらにそちらにもちょっと訪問。

『箱根彫刻の森美術館』のスナップ写真です。

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このオブジェは『恋人の聖地』でもあるそう。
そういえば、
『横須賀美術館』にも『恋人の聖地』があります。

もう、そういう聖地に行っても
心躍ることは無い年になってしまい、
ちょっと寂しい感じ・・・(笑)。

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少しだけ見るつもりが、
ピカソ館まで・・・急な坂をひたすらきてしまい・・・。
『箱根彫刻の森美術館』を堪能。

で、エレベーターがあったことに、帰り道で気が付く(涙)

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青空の下、良い時間を過ごしました。
美は癒しだな〜。

レオナール・フジタの絵も最高でした。

『ポーラ美術館』は館内撮影禁止。

建物も環境保護のために地下に潜るように
建てられていて緑の中に・・・。

そんなわけで、看板だけ。

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宿ではバルコニーで朝食をとろうと思ったら、
スズメバチに襲われ、慌てて退散。

九死に一生を得て(?)
無事に戻りました。

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嵐の前

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数年前、旅行中の沖縄で
とんでもない台風を経験しましたが、

東京でこんなに凄い台風を
経験したのは昨日が初めてかもしれない。

ひたすら通り過ぎるのを待ちました。

被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

写真は嵐の数日前。
とある場所からの帰り道。

この日は綺麗だった西の空。

本当は嵐が来る前に行った
箱根の写真をアップする
予定だったのですが・・・。
そのご報告はまた後日。


はけの森美術館

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9月某日。

朝倉さんの家の猫ちゃん達が
遊びに来ていると聞いたので
「はけの森美術館」に行ってきました。

朝倉さんとは、
日本近代彫塑の大家、朝倉文夫さん。

現在、「台東区立朝倉彫塑館」が
保存修復工事中なので、
朝倉文夫さんが制作された猫のブロンズ像が
「はけの森美術館」にやってきて展示されているのです。

朝倉文夫さんも無類の猫好きだったそう。

無邪気に眠る可愛い猫ちゃんから、
獲物を狙う、虎視眈々とした猫ちゃんまで、
鋭い観察眼で彫り出された猫の像がたくさんありました。

彫刻って凄いな〜。
360度、どこからも見られるわけなので、
360度、ごまかしが利かない。

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「はけの森美術館」は大正から昭和にかけて活躍した洋画家、
中村研一さんの住まいがあった場所にあります。

地域密着型の、小さな美術館。
武蔵野の静かで緑豊かな環境にあります。

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中村研一さんがお住まいになっていた建物(上)は
現在、カフェとして使われています。

「オーブン・ミトン」は、
焼き菓子やシュークリームで有名。

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シュークリームとパウンドケーキをいただきました。
美味しかった!

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美術館裏手は森になっていて、
神秘的な雰囲気。

良いリフレッシュになりました。

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ちひろ美術館・東京

台風12号の被害にあわれた方々に
心からお見舞い申し上げます。

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西の方から、明日、
ようやく穏やかな日差しが見え始めると
天気予報では言っていました。

早く日本全土が晴れわたりますように。

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台風が襲う少し前のとある一日。
「ちひろ美術館・東京」に行ってきました。

これ(上)はミュージアムカフェでの写真です。

入口はこんな感じ(下)

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「ちひろ美術館・東京」は
いわさきちひろさんのアトリエ後にあります。

ちひろさんをはじめ日本と世界の絵本の原画が
コレクションされている美術館です。

大昔に行ったことがあるのですが、
久しぶりに行ったら、
ベビーカーや車椅子もそのまま入れる
ユニバーサルデザインのミュージアムに
リニューアルされていました。

そのせいか
ベビーカーの赤ちゃんや
子供連れのお母さんの姿が
他の美術館よりもたくさん・・・。

でも、
男性一人の方も見かけたり、
車椅子のご年配の方もいらしていたり・・・。

こんなに幅のひろい来館者は
小さな美術館ではめずらしいんじゃないかな?

赤ちゃんから、お年寄りまで、全ての方に愛された
ちひろさんらしい美術館だな・・・。

前の建物の時にもあった
ちひろさんのアトリエの復元が
リニューアルされた建物にも
ちゃんとありました。

この展示がお気に入りだったので
残っていてよかった。

実はこのアトリエに私は憧れて
自分の仕事部屋に水場(洗面台)を設置したんです(笑)。

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しかし、
ちひろさんの絵は優しくて、
いつ見ても癒される・・・。

ささっと描いているようにみえるのに
デッサンは確実・・・。

うーん。

憧れる・・・。

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当然ですが、作品の写真は撮れないので、
施設の写真のみですが、
この穏やかであたたかな
雰囲気を何とか伝えたい・・・。

伝わったかな・・・?

????????

さて、そういえば、
ちょうど、「ちひろ美術館・東京」に行く前日、
「介助犬シンシア」が来春から中学の公民の教科書で
紹介されるというニュースを聞きました。

シンシアと木村さんには
「Flower〜フラワー〜」の介助犬リュータ編を
描いたとき取材に協力してもらいました。

多くの中学生に介助犬の働きを
正しく理解してもらえるといいなと思います。

あ、それから、この春出版された
「新しい障がい理解教育の創造」(冨永光昭 編著)では
「Flower〜フラワー〜」が、他の漫画と一緒に
ちょこっと紹介されました。

「Flower〜フラワー〜」はあくまで漫画で
教科書ではありませんが、
介助犬や車椅子の女の子を
身近に感じてもらえればうれしいです。


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