環八ドライブ’80

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某日、
第三京浜の玉川インターチェンジ付近で
夕焼けがとても綺麗でした。

環状八号線(通称:環八)からルート20(甲州街道)へ
夕日を見ながらドライブ。

環八には、’80年代の面影が
沢山残っている気がする。

なんとなく、懐かしい香りが・・・。

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1985年頃、環八の瀬田の辺りは、
アメリカ村と呼ばれて、
デニーズとかイエスタディなど、
お洒落な外観のファミレスが集まる人気の場所でした。
その頃、私が好きで見ていたドラマのロケなどにも使われていました。

昔は、ファミレスもデートで使える
お洒落な場所だったんですよね・・・(遠い目)。

今もデニーズはあって、
その当時の面影が少しだけ残っています。

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私の中の’80年代のイメージは
「ドライブ」と「フュージョン」。

高中正義が好きで、
ドライブ中のBGMによくかけてたかも。

当時の愛車はスカイブルーのフェスティバ。
天井がキャンパストップになっていて、全開するやつ。
何度か、漫画にも描きました(笑)。

デートも友達と遊びに行くのも車。

真面目だったので(?)
そんなに遊んでいませんが、
環八の第三京浜は
東京〜横浜への玄関口だったので、
よく走ったな・・・。

なのに、あんまりドライブデートの漫画は描いていないかも・・・。

当時、私はあまり電車に乗らなかったので、
逆に電車のデートに憧れていて、
「片道切符」のような物語が生まれたんだと思います。

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あ、甲州街道に入っちゃった。

では、環八ドライブ’80はここで終了です。

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イチモンジセセリ

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某日、東京大田区、某病院。

数年前、突難で倒れてから、ずっと通院している病院。
建物の向かって左脇に、すごく小さな花壇があります。

病院職員の方か、ボランティアの方か、わからなけれど、
どなたかが育てている手作りっぽい感じの花壇。

花って凄い。
花壇の面積は病院の敷地の1000分の1、
いや、それ以下かもしれない小さなものだけれど、
その存在感は病院の巨大な建物にも負けてない。

可愛い花に目が釘付け。
思わずパチリ。

イチモンジセセリが食事に来ていました。

花はランタナという名前らしい。

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今週は、他にも二つ病院に行く予定。

一つは、健康診断。

もう一つは、手の外科。

バネ指(腱鞘炎)が治らなくて困ってます。
漫画家なら一本や二本のバネ指はあってあたりまえ?
と、思って描いてきたけれど、
ついに曲がらなくなりました。
もともと握力が弱いので厳しい。
もう気力だけではなんともならない感じ。

今は、無理する時ではないなと思う。

充電期間中に治癒すればいいな・・・と、思っていたけど、
なかなか・・・。

いざとなったら、手術で治るらしいので、
お医者さんと相談。

次回作を待って下さっている皆様
本当にごめんなさい。


ホテルにて

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ミステリーツアー中、
宿にしていたホテルの部屋から
東京スカイツリーがよく見えました。

正直、ニュースで報道されていても
あんまり興味がなかった東京スカイツリー。

昭和生まれの私としては、
昭和の東京タワーに愛着があるので(笑)。

が・・・、東京スカイツリーを間近で見てびっくり。
いや〜! 高い!
ビックリする程高い!

昔、(三丁目の夕日の頃)空にどんどん
伸びていく、東京タワーに未来の夢を託した人々の
気持ちがちょっぴり分かりました。

2011年竣工予定だそう。
完成したら、行かなくちゃ!

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ミステリーツアー・その4

ミステリーツアー、最後の訪問先は、旧古河庭園。

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庭園に薔薇が咲いてる時期じゃなくって残念。
でも、建物はオールシーズン威風堂々。

旧古河邸は大正時代の男爵(古河虎之助)邸です。

外観は立派な洋館ですが、
家族が集う二階には和室があるそうなんで、
日本人だな〜と、ちょっとほっとしました(笑)。

残念ながら、今回は館内には入れませんでしたが、
広大な敷地内の馬車道を通って行くと、
洋風庭園の向こうには日本庭園が・・・。

ミステリーツアーの「その1」は
実は、旧岩崎庭園(岩崎久弥邸)だったんですが、
岩崎邸にも日本庭園と和館があり、
洋館は、当時、迎賓館のように使われて、
普段は和館で生活していたそう。

和と洋が融合する邸宅。
和洋折衷住宅のルーツでしょうか?

住む人の事をちゃんと考えて、建築家が設計したんですね。

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そう・・・。
もう、お分かりの方もいるかもしれませんが、
ミステリーツアーのテーマは、「コンドルゆかりの建物巡り」です。

ジョサイア・コンドルが関わった建物を巡ってきました。

コンドルは、明治時代に政府が雇った外国人建築家で、
「鹿鳴館」等、幾つもの当時の主要な建物を設計した人です。

明治10年、イギリスから来日。
工部大学校(現、東京大学工学部の前身の一つ)の専任教師となり、
辰野金吾や片山東熊、曾禰達蔵らを育てました。

コンドルの名前や彼が作った建物は知らなくても、
彼の弟子達の作った建物ならきっとみなさんご存知のはず。

例えば、辰野金吾は、現在の東京駅や日本銀行本店を設計したし、
片山東熊は、現、迎賓館赤坂離宮(建設当時、東宮御所)を設計。
それゆえに、コンドルは「日本建築界の父」と言われる人です。

今回私が巡った、コンドルのゆかりの建物は・・・。

その1        その2           その3       その4

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・「その1」が『旧岩崎庭園』岩崎久弥邸の洋館(1896年)。

・「その2」が丸の内の『三菱1号館』(1894年)を
 2010年に「三菱1号館美術館」として復元したもの。

・「その3」は『東京復活大聖堂』通称ニコライ堂(1891年)。
 ただしこれは、ロシアで原設計がされたもの。

・「その4」は『旧古河庭園』古河虎之助男爵邸(1917年)。

個々の感想を書くと長くなるので止めます(笑)。

とても充実した時間旅行でした。

24才で来日したジョサイア・コンドルは、
日本人女性と結婚し、今も日本に眠っています。


ミステリーツアー・その3

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ニコライ堂。

聖なる場所なので、静かに写真を撮りました。

緩やかな丘の上に立つ教会。
時間を越えて美しい信仰の場所です。

前に来た時より、
また、周りの建物が高くなっていました。

今はビルの谷間に埋もれていますが、
かつては、モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院 のように、
遠く離れた場所からも、この丘の上の教会は見えたそう。

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「その1」からずっと、
とある建築家の足跡を訪ねています。
ヒントは、続きに・・・。


ミステリーツアー・その2

ミステリーツアー。 二つ目の場所はロンドン。

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かつて「一丁倫敦(ロンドン)」と呼ばれた場所。

蘇ったんですね〜。

できればオリジナルを見たかったけど、
でも、時間を越えて、蘇ってよかった。

この辺りはかつて、赤煉瓦のオフィス街でした。

「その1」のお屋敷と、ご縁のある建物です。

どんなご縁かと言うと・・・・。

・・・また、続きは、「その3」で。

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ミステリーツアー・その1

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ちょっぴり、朝、夕は涼しくなってきましたが、
まだまだ、暑い日が続いてますね。 

脳みそ溶けないのが不思議だ・・・。
エアコンが苦手な私は、
部屋の中も、ちょっと動くと暑いです。
(倒れない程度に冷やしていますけど)

・・・・「そうだ、どこにいても暑いなら、
こんな時こそ旅行だ〜!!(?)」と、
某日、秘密の場所に時間旅行に行って来ました。

いや、全然秘密になってない有名な場所ですが(笑)。

とあるテーマを辿って、
のんびり宿泊しながら巡って来ました。

・・・いえ、近くなんですが、
暑いし、日帰りで体力消耗したくないと・・。

・・・って、いうか、遠出する資金がないから
近場で旅行気分を楽しもうっていうか・・・。

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スタートはこちらのお屋敷。

さて、何をテーマに巡っているでしょう?

詳しくは、徐々に明らかに・・・?
(ミステリーツアー・その2へ続く。)

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ふう・・・・(暑い)、

今日はこの辺で・・・。


リゾート

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夏になると、公園や、
近所のお宅のお庭に咲く
オレンジの花。

なんとなく、リゾートっぽい感じがして
好きなんですが、
ノウゼンカズラと言う名前らしいです。

昔は、庭に咲く夏の花って言うと
ヒマワリかアサガオが定番だったような気がしますが,
最近よく見かけるのは、
ピンク色の花をさかせる百日紅(サルスベリ)か
ノウゼンカズラ。

暑い日々が続いてますが、
花に誘われて、
数分間(笑)、屋外へ・・・。

暑い・・・・。

ノウゼンカズラの棚の下で
南国リゾート気分を満喫(?)。

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赤レンガ

東京国立近代美術館(工芸館)に行って来ました。

色ごとに分けられた、
着物や壺、美しい工芸品が
展示されていて、見ごたえありました。

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逆光で、撮影に苦労しましたが、(笑)
ヨーロッパのお城みたいなこの建物は、
明治43年、陸軍技師 田村鎮の設計により、
近衛師団司令部庁舎として建てられたもので、
1970年代に保存活用工事が行われ美術館となりました。

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建物にも興味があって、訪れた工芸館。

明治時代の官庁建築って、こんな感じだったんだそうです。

丸の内とか、霞ヶ関に昔はこんな建物が
沢山あったんですよね。

時代によって、あるいは、
日本の歴史をどうとらえるかによって、
壊されたり、保存されたり、
建物の価値や扱いは、変わるものだけれど、
こうして観ることができてよかった。

その時代のいろんな思いを感じる。

長く、放置された時代を経て、
現在は、重要文化財になっている工芸館です。

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